この自主トレには、同じくプロ野球界で活躍するヤクルトの山田哲人選手も参加しており、互いに技術向上を図る姿が見られた
小園選手は昨季、初めて4番打者を務めた若手の成長株として注目されている
トレーニングは屋外での走り込みから始まり、続いて屋内でキャッチボールやノック、いわゆる守備の基本的な練習に取り組んだ
昨季の小園選手は打率2割8分、61打点という成績を収め、特に11月に行われた国際大会「ラグザス プレミア12」では2本塁打を記録するなど、充実したシーズンを送った
小園選手は、バットの軌道を球筋に合わせる意識が効果的であったと語り、「やってきたことを続けようと思う」と自身の成長を実感している様子だ
一方で、昨季は慣れない三塁守備で15失策を記録し、守備面で苦戦も強いられた
自主トレでは、三塁に加え遊撃や二塁でも練習を行ったことを明かし、「守備の引き出しが全然ない
しっかり練習したい」と意気込みを語った
小園選手の自主トレーニングが公開され、成長を実感する姿が印象的でした。特に、守備面での反省を踏まえた上での意欲的な取り組みは、今年のシーズンに向けて良いスタートを切るための心構えが感じられました。
キーワード解説
- 自主トレ:選手がシーズン外に自らトレーニングを行うことを指します。チームに所属しながらも個々の技術向上を目指す大切な期間です。
- 4番打者:野球において、その打順の中で主力選手が配置されることが多く、得点を期待される打者です。
- 失策:守備中にエラーを犯すことを指し、特にボールを捕球できなかったり、送球ミスをしたりすることが含まれます。