阪神・藤川監督が延長11回の走塁妨害判定に抗議
阪神タイガースの藤川球児監督（45）は、2025年9月23日に行われた横浜スタジアムでのDeNA戦において、延長11回に発生した走塁妨害の判定に対して強い抗議を示したこの試合は2－2の同点で迎えた延長11回裏、1アウト1塁の場面で進行していた
その時、DeNAの山本が行った犠打は捕手の坂本によって処理されようとした
しかし、走路付近で打球を追うことをやめた坂本と、打者走者との接触が発生
審判団は協議の結果、深谷球審から「捕手が打者走塁の妨害をしましたため、走者一、二塁で試合を再開します」との判定がアナウンスされた
藤川監督は即座にベンチを飛び出し、腰に手を当てて不服そうな表情を見せながら抗議を行ったが、判定は覆されず、彼は再びベンチへと引き下がった
その後、阪神は代打・オースティンを申告敬遠し、一死満塁の場面を迎えた
しかし、7番手の岩崎投手がビシエドと加藤を空振り三振に仕留め、ピンチを切り抜ける結果となった
今回の阪神・藤川監督の抗議は、走塁妨害という微妙な判定が試合の流れに大きく影響を与えたことを示しています。野球では判定によって試合の結果が左右されることがあるため、監督や選手たちの反応は非常に重要です。また、延長戦では特にプレッシャーがかかるため、状況を乗り切るための選手の能力も試されます。
キーワード解説
- 走塁妨害とは？ 走塁妨害は、守備側の選手が打者走者の走路を妨げる行為を指し、これにより走者に対して不利益を与える場合に適用されるルールです。
- 申告敬遠とは？ 申告敬遠は、投手が意図的に走者を歩かせるため、捕手が審判にその意向を伝えるプレーで、通常はランナーを1塁に進ませる手段とされます。
- 延長戦とは？ 延長戦は、試合が同点で終了した場合に、勝者を決めるために設定される追加のイニングです。
