宮西尚生投手が通算900試合登板を達成 感謝の意を表す
<日本ハム0-7楽天>◇23日◇エスコンフィールド 北海道日本ハムファイターズの宮西尚生投手(40)は、プロ野球日本野球機構(NPB)史上4人目の通算900試合登板を達成した彼は5回表、3点を追う状況でマウンドに上がり、22歳のルーキーである宗山塁内野手に対して四球を与え、満塁のピンチを招いた
その後、代打フランコに左犠飛を許し、4点目を献上したところで交代
シーズン中の記録達成を祝うため、新庄監督(53)や相手チームの楽天選手たちからもお祝いの拍手が送られた
記録達成の喜びと悔しさ
試合後のインタビューで宮西投手は、「900試合登板は歴代3人しか達成したことがない大きな記録であり、自分にとっても素晴らしいことだ」と述べたまた、「最近の試合内容は完璧ではなかったが、こうしてマウンドに立つことができたことに感謝している」と続けた
彼は特にチームメートや裏方スタッフへの感謝の意を表明し、若い選手たちが彼を支えてくれたことも強調した
監督とのやり取り
マウンドに上がる際、新庄監督からは「900試合の記録を達成したことは素晴らしいここまでの道のりを楽しんでほしい」との声かけがあった
これに対し、宮西は「全然楽しめなかった(笑)
必死で投げたが、違った喜びもあった」と笑顔を見せた
今後のチーム内での役割
監督から後輩たちをサポートする役割を与えられた宮西は、「そういった形でチームに貢献できるのは嬉しい」と語り、今後の活躍を再度誓った最後に、ファンからの温かな拍手に感謝の意を表し、「900試合登板できたのは、応援してくださったファンのおかげ」と述べた
宮西投手の900試合登板という記録は、選手としてのキャリアの集大成を意味するものであり、同時にその過程での挑戦や葛藤も表現しています。特に試合内容は悔しさもあったものの、多くの人々への感謝の気持ちを述べたことが印象的です。彼の今後の役割も気になるところです。
キーワード解説
- 通算800試合登板とは?野球において、選手が試合に登板した回数が積み重ねられた記録です。この記録は選手にとって大変重要であり、長いキャリアを象徴します。
- 新庄監督とは?新庄剛志監督は、北海道日本ハムファイターズを指揮する元プロ野球選手であり、選手としても非常に知名度の高い人物です。選手兼監督としての役割を果たし、チームを支えています。
- 野球のピンチとは?試合が進行する中で、チームにとって非常に不利な状況のことです。この場合、相手に得点を与える可能性が高まります。

