ソフトバンク、四連敗でクライマックスシリーズに不安が募る
◇○オリックス1―0ソフトバンク●（23日・みずほペイ）9月23日、みずほペイペイドームで行われた試合において、ソフトバンクホークスはオリックス・バファローズに0-1で敗北し、リーグ優勝に向け含みを持たせたこの結果、ソフトバンクは2年連続のリーグ優勝に向けて不安を抱える4連敗を喫している
この試合前まで、ソフトバンクはホームで24勝を挙げており、絶対的な強さを誇っていた
しかし、20日から始まった9連戦の前半4試合を全て落とし、ホームでの勢いを失ってしまった
特に、今季の対戦成績で大きく勝ち越している得意なオリックス相手という点も痛手である
この試合では先発ローテーションの谷間を埋める形で、救援投手のみを起用する「ブルペンデー」が採用された
先発の松本晴は3回に1点を失うも、以降の救援陣が無失点で抑えた
一方で打線は連打や四球で何度も得点機を迎えたが、特に2回の無死一、三塁のチャンスでは凡退が続き、得点を挙げることができなかった
これにより、2試合連続での零封負けとなった
復帰後、チームの中心選手である柳田悠岐は期待されるも、思うように打撃が振るわなかった
主軸の栗原陵矢は「チームの雰囲気は悪くない」と強調し、前向きな発言をしている
小久保裕紀監督は「いかんせん点が取れない」と嘆きつつも、チームの改善が進むことを期待していた
今後の24日から始まる楽天とのビジター3連戦では、新たな展開を期待したいところである
最終局面の9連戦はチームの真価が問われる重要な局面となるだろう
ソフトバンクの最近の連敗は、クライマックスシリーズへ向けての心配を呼び起こすものです。特に、強力な打線が活かされず、チャンスを活かせない場面が続いていることは、チームにとって大きな課題です。柳田選手の復帰が期待されるものの、その力が十分に発揮されていない点も気がかりです。小久保監督が言うように、次の楽天戦でのチームの立て直しが急務です。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは？プロ野球のポストシーズンに行われる playoff で、各リーグの上位チームが優勝を争うイベントのこと。
- 零封負けとは？試合において、相手チームが一度も得点を上げられなかった場合を指し、自チームが負けることを意味する。
- ブルペンデーとは？特定の先発投手を起用せず、救援投手を中心に試合を進める戦術のこと、通常は先発投手の負担を軽減するために用いられる。
