広島・末包昇大がキャリア最多打点を記録、主力選手としての道を歩む

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広島東洋カープの外野手、末包昇大(29)がプロ4年目にして初めて規定打席をクリアし、チームの好材料として存在感を示しています

最新の試合では、巨人との対戦に「5番・右翼」として出場し、初回には先制の2点適時二塁打を放つなど、チームの5-0での勝利に大きく貢献しました

今季、末包は開幕スタメンには選ばれなかったものの、特に左投手相手の試合で好成績を収め、4月までに打率は3割台を記録しています

その後、4番や5番、6番で計111試合にスタメン出場し、自己最多タイの11本塁打、さらにキャリアハイの62打点を達成しました

末包が一軍の主力選手として成長した要因の一つは、「ケガをしなかったこと」と本人が語るように、過去の膝の古傷を抱えながらも、今季は体重を105キロ前後に減少させ、健康的な状態でシーズンを迎えました

また、試合の合間には下半身のトレーニングを取り入れ、休養日にはマッサージで体のケアも行っています

こうした努力の結果、体の感覚を改善し、以前よりも良好な状態を保てるようになったとのことです

打撃面では、末包の今季の成績は多くの項目で自己ベストを更新

中心選手としての地位を確立するとともに、自分の体との向き合い方を理解することが、今後のキャリアにとって大きな財産となるでしょう

末包昇大選手の今季の活躍は、彼自身の努力と健康管理の重要性を示す例と言えるでしょう。特に、膝の古傷に対するケアを行い、体重管理に努めたことが、技術向上へとつながったと思います。彼の今後が非常に楽しみです。
キーワード解説

  • 規定打席とは?:プロ野球において一定の打席数を満たした選手を指し、成績評価の重要な指標です。
  • 打率とは?:選手のヒット数を打席数で割った数値で、打撃力を示す指標の一つです。
  • 本塁打と打点とは?:本塁打はホームランの数、打点は得点に貢献した数を示し、選手の攻撃力を評価する指標です。

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