この回では、「爆笑!万年Bクラス」と題し、現役時代に5年以上連続してBクラスを経験したプロ野球界のOBたちが集まり、その苦労を語りました
中でも注目を集めたのは、捕手として南海(現在のソフトバンク)や広島で活躍した西山秀二氏の発言です
彼は、広島時代の18年間で、7年連続を含む9回のBクラスを経験した苦労を回顧しました
西山氏は「Bクラスが続いているときは、達川監督とヘッドコーチが開幕直後からけんかしていた」と語り、当時のベンチの最悪な雰囲気を振り返りました
具体的には、「達川さんとヘッドコーチは口をきかず、全く異なることを指示していた
監督とヘッドコーチが話し合おうともしなかった」と話しました
このような状態では、選手たちも困惑し、チームとしての連携が取れなくなるのは明らかでした
西山氏の証言によれば、監督がピッチャー交代の際に、出てきた投手が投球練習を1球投げた瞬間に「おい、代えるぞ」と発言するシーンがあったとのこと
これにより、結局1イニング内で3人や4人の投手を使うことも珍しくなかったといい、「最後にはピッチャーがいなくなる」という事態も引き起こされていました
これに、浜田氏は笑いを誘いました
このような達川監督時代のエピソードは、チームが苦境にあった理由を考える上で非常に興味深いです。監督とヘッドコーチのコミュニケーション不足は、選手たちに影響を与え、連携が取れないチームを生む結果となりました。こうした状況が続くと、選手たちも混乱し、パフォーマンスが低下するのは避けられないでしょう。
キーワード解説
- Bクラスとは?:プロ野球のリーグで、成績が振るわないチームが位置する順位。通常、上位3位に入れないチームを指す。
- ヘッドコーチとは?:監督を補佐する役割で、チームの戦略や選手育成を担当する指導者。監督と連携をとりながらチーム運営に関与する。
- 投球練習とは?:ピッチャーが試合前や交代後に行う、実際の投球を試すための練習。状態を確認する大切なプロセス。

