楽天泰、2度目の登板で5奪三振の快投を披露もチームはソフトバンクに完敗

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<楽天3-8ソフトバンク>◇24日◇楽天モバイルパークにて、高卒4年目の左腕、楽天泰が見事な快投を披露した

21歳の若手投手は、2度目の1軍登板で奪三振ショーを展開

しかしながら、チームは首位ソフトバンクに完敗を喫した

泰、2イニングで5奪三振を記録

8回からマウンドに上がった泰は、7点ビハインドという厳しい状況にもかかわらず、まずはソフトバンクの先頭打者である川瀬をスライダーで見逃し三振に封じ込めた

その後、緒方は152キロの直球で見逃し三振、近藤には152キロの直球を左前に打たれるも、栗原を152キロの直球で中飛に抑える

9回に続投し、先頭の中村に中前打を許すも、後の3人を片付け、3者連続三振を達成

結果的に、2イニングで27球、2安打無失点、さらに5奪三振を記録した

新球スライダーの成長

泰は、1軍デビュー戦となった8月16日の日本ハム戦での課題を克服する形で、新球であるスライダーを習得したことが大きな成長である

彼は試合後に「真っすぐで空振りとファウルを取れるから、ファームでもその真っすぐを生かす練習をしてきた」と語り、スライダーを駆使して結果を出した

チーム成績との関連

しかし、試合終了後にチームは首位のソフトバンクに完敗してしまい、3位オリックスとのゲーム差が5に広がり、クライマックスシリーズ(CS)進出が厳しくなる展開となった

なお、試合後、ソフトバンクの左腕ヘルナンデスが「ナイスピッチング」と高く評価したことからも、泰のパフォーマンスが将来に期待されるものであることは明らかである

今後の展望
泰は「徐々に自分のポジションを上げていければ」と意気込みを語り、さらなる成長を願う姿勢を示した

これからの試合での活躍が楽しみである

楽天の若手投手、泰の好投が光る一方で、チームは首位ソフトバンクに完敗した。彼の未来が期待される中、クライマックスシリーズ進出への道は厳しさを増しているが、個々の成長は明るい希望となるだろう。
キーワード解説

  • 奪三振とは?:投手が打者を三振させることを指します。三振は、打者が投球を打たずにアウトになることで、圧倒的なピッチング力を示す重要な指標です。
  • スライダーとは?:横に変化する球種で、打者のタイミングを外す効果があります。スライダーを駆使することで、選手の投球の幅が広がります。
  • クライマックスシリーズ(CS)とは?:プロ野球のポストシーズンにおける優勝決定戦で、各リーグの上位チームがトーナメント形式で戦います。

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