元木氏は、リーグ3位の巨人がリーグ2位の座を確保するのは「90%厳しい」と突きつけた
巨人は、クライマックスシリーズ(CS)本拠地開催を狙い、DeNAとの間で2位争いを演じており、両チームの差は2.5ゲーム
残り試合は巨人とDeNA共に5試合となっているが、26日と27日には横浜スタジアムでの直接対決が待ち構えている
クライマックスシリーズ(CS)とは
クライマックスシリーズ(CS)は、プロ野球のポストシーズンにあたるシリーズで、リーグごとに開催されるセ・リーグでは、リーグでの成績に基づきファーストステージとファイナルステージが設けられ、優勝チームが日本一を決する日本シリーズへの出場権を得る
今年のCSファーストステージは10月11日に開始される
セ・リーグは既に阪神が優勝を決定しており、ファイナルステージは阪神のホームグラウンド、甲子園球場での開催が決まっている
元木氏の分析
元木氏は、巨人の現在の状況について「厳しいよね」と言及し、主にDeNAとの2位争いに対して次のように分析を加えた「もう負けることはできない
1敗でもすると厳しい状況になる
DeNAは引き分けが多いので、単純に2.5ゲーム差と考えず、3ゲーム差以上と捉える必要がある
ジャイアンツとしても1敗もできない状況だ
」DeNAは9月に入ってから14勝4敗1分けと調子を上げており、この状況を元木氏は「また去年のようになるのではないか」と懸念を示している
前シーズンでは、巨人はリーグ3位から下剋上を果たした経験があるが、現在のチーム事情を踏まえると、その再現は容易ではないとのことだ
ケガ人続出の巨人
今年の巨人は、多くのケガ人に悩まされており、主砲・岡本和真選手が左ひじを負傷し、開幕投手の戸郷翔征選手もシーズンを通して調子が上がらず、戦線を離脱しているこのことから元木氏は「今年ジャイアンツはケガ人に苦しんだ」と話し、今後の展望について次のように語った
「(今シーズンは)厳しい状況が続いているが、クライマックスシリーズに出られる限り、選手たちには頑張ってもらわなければならない
残り5試合を通じて、2位を目指す気持ちを持って戦ってほしい
」と語った
巨人は既にリーグ2連覇を逃したが、オーナーは監督の続投を明言している
今回の元木氏の分析から、巨人が置かれた厳しい状況が伝わってきます。選手のケガや投打の調子が影響を与えており、特にDeNAとの直接対決が結果を左右する重要な試合となるでしょう。ファンとしても期待と不安が入り混じり、今後の戦いに注目です。
キーワード解説
- クライマックスシリーズ(CS)とは?
- 下剋上とは?
- ヒジの負傷とは?
- ゲーム差とは?

