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阪神・中野、打率3割と30盗塁を目指し、新たな挑戦を宣言

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阪神タイガースの内野手、中野拓夢選手(28)が1月11日、愛知県岡崎市の岡崎レッドダイヤモンドスタジアムでの自主トレを公開し、今シーズンの目標を「打率3割、30盗塁」と発表しました

昨季は自己ワーストとなる打率・232に悔しい思いをした中野選手は、5年目のシーズンでの逆襲を誓います

中野選手は、「昨年のシーズンは非常に情けない結果でした

良いマメができているのは、練習の証拠です

何としてもやり返すつもりで臨んでいます」とコメントし、取り組む姿勢を明らかにしました

今オフは例年以上の練習量をこなし、打撃フォームの改造にも挑戦中です

打率向上のための取り組み

自主トレが始まった6日には、例年の倍以上となる約600球の打ち込みを行い、時には1時間も休まず打ち続けることもあるということです

打力向上を図るため、新たなバッティングフォームの確立にも力を注いでいます

具体的には、顔の高さでバットを構えていたのを肩の高さに下げ、スムーズなバットの出ができるように意識したとのことです

目指すタイトルと将来像

中野選手は、「打率3割は簡単ではないですが、その数字にチャレンジすることも重要です」とし、タイトル獲得を目指す意欲を見せました

プロ野球界での打率3割超えは難しい状況にあり、昨季は両リーグでオースティン選手(DeNA)、サンタナ選手(ヤクルト)、近藤選手(ソフトバンク)の3選手しか達成していません

中野選手は昨年、最多安打のタイトルを獲得した164安打でさえも打率は・285でしたが、今年はさらなる成長を目指しています

強い決意のシーズンへ

打撃だけではなく、盗塁でも飛躍を狙っています

昨シーズンは自己最少の6盗塁でしたが、「初心者で盗塁王を獲得した1年目の30個は超えたい」と意気込んでいます

打率3割と30盗塁の達成が実現すれば、二塁手としての初のベストナイン受賞も視野に入るでしょう

プラス思考で挑む
中野選手は、年末年始を妻と共に大阪で過ごし、初詣では末吉のおみくじを引いたことを明かしました

「微妙な感じですが、大吉で運を使ってしまうより、徐々に上げていく方が良いかもしれない」とシーズンに向けた前向きな姿勢を強調しています

中野選手の昨季の成績には悔しい思いが込められています。新たなシーズンで彼がどのような進化を遂げるのか、ファン期待の眼差しが向けられています。また、強い意志を持って挑む姿勢は、多くの選手にとっても刺激になるでしょう。彼の成長を見守りたいと思います。
キーワード解説

  • 打率とは?:選手の打撃成績を示す指標で、ヒット数を打数で割った値をいいます。打率が高いほど、安打を打つ確率が高いということです。
  • 盗塁とは?:野球において、打者が次の塁へ進むために塁を盗むことを意味します。盗塁を成功させることで、チームの得点機会が増加します。
  • ベストナインとは?:プロ野球において、各ポジションで最も優れた成績を残した選手を選出し、表彰する制度です。

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