試合後、西口文也監督は「残り７試合しっかり戦っていくだけです」と前を見据えました
試合は、初回に西武がセデーニョの適時打を含む攻撃で３点を先取したかと思いきや、２回に日本ハムに１点を返され、さらに３回には５安打と１四球を許し、逆転を許しました
逆転劇の中で特に注目されたのが、西武の先発投手であるドラフト５位ルーキー・篠原響投手です
彼は２回１／３を投げて８安打を許し、３奪三振ながらも４失点で降板しました
西口監督は篠原選手について「今日はバッターと勝負できていたけど、球がちょっと高かった」とその内容を評価しつつ、反省点を指摘しました
残りの試合に向けては、来シーズンを見据えてメンバーを入れ替え、若手選手に多くの経験を積ませることを決定しました
監督は、「１シーズンを通して試合に出た選手が少なかった中で、若い選手が様々な経験をできたことは来年につながると思う」と語り、未来を見据えた考えを示しました
西武の勝負の２年目がすでに始まっていることが伺えます
今回の試合では、西武ライオンズが逆転負けを喫したことによりクライマックスシリーズ進出が消滅しました。新たな戦力として期待されるルーキー・篠原響選手も厳しい結果となったものの、彼の今後の成長が期待される場面でもありました。また、監督の次シーズンに向けたビジョンが明確で、若手選手に多くの経験を積ませることが来年に繋がると感じました。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは？ プロ野球におけるクライマックスシリーズは、レギュラーシーズンの成績に基づき、ポストシーズンに進むチームを決定するためのトーナメント形式の試合を指します。
- ルーキーとは？ プロ野球におけるルーキーは、プロ入りしたばかりの選手のことで、新人選手や新人王候補として注目を集めることが多いです。
- 失点とは？ 試合において失点は、相手チームに得点を許すことを指し、投手や守備の成績を測る重要な要素となります。
