ヤクルト川端慎吾内野手が現役引退を発表、20年のプロ生活に幕

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東京ヤクルトスワローズの内野手、川端慎吾選手(37)が9月27日、今季限りで現役引退をすると発表した

引退の決断を下した背景には、20年にわたるプロ生活の締めくくりとしての感謝の思いがあった

引退会見に臨む川端選手

会見で、川端選手は「山あり、谷あり、いいことも悪いこともあったが、ヤクルトで20年間、野球をやらせてもらって感謝しています

納得しています」と語り、感慨深げな表情を見せた

会見中には感情が高ぶり、泣いてしまう可能性もあると告白し、ファンへの感謝の気持ちを強調した

今シーズンの戦いと引退の決断

川端選手は残り2試合に1軍登録され、広島戦と巨人戦で最後の出場機会を得ることになる

「最後大きな大歓声もらえたらうれしいです」とファンに向けて話す姿が印象的だった

引退の意向自体は、9月10日に球団から伝えられたものであり、悩みながらも決断に至った経緯を述べた

情熱は衰えず

今季は1軍出場がなかったものの、イースタン・リーグでは75試合に出場し、打率2割4分1厘、2本塁打、19打点を記録

これまでの経験を後輩や新しい選手達に伝える意欲をもって日々を過ごしていた

サプライズで祝福を受ける
会見の最後には、川端選手の自主トレを共に行ってきたチームメートの中村悠平捕手(35)、山田哲人内野手(33)、古賀優大捕手(27)、内山壮真捕手(23)がサプライズで登場

花束を受け取った川端選手は感情を抑えきれず、思わず涙をこぼした

川端慎吾選手の引退発表は、多くのファンにとって感慨深いものだ。20年間一つのチームでキャリアを築いた彼の姿勢からは、プロフェッショナルとしての強い意志と愛情が伝わってくる。残りの試合でファンからの最後の応援を受けることができるのは、選手にとっても大きな励みになるだろう。
キーワード解説

  • 内野手とは?:内野手は、野球において内野の守備を担当する選手のことを指します。内野には一塁手、二塁手、三塁手、遊撃手などが含まれ、それぞれ異なる役割があります。
  • イースタン・リーグとは?:イースタン・リーグは、日本プロ野球の二軍(ファーム)リーグの一つで、主にセ・リーグのチームが参加しています。選手の育成や調整を目的としています。
  • 自主トレとは?:自主トレは、選手が自主的に行うトレーニングのことで、特定の指導者なしに個々の判断で身体能力や技術を向上させるための訓練を指します。

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