興国高校、櫟岡の活躍で生野を下し準々決勝進出

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◇高校野球秋季大阪大会5回戦 興国5ー4生野(2025年9月27日 GOSANDO南港野球場) 高校野球の秋季大阪大会5回戦が27日に行われ、興国高校が生野高校を5−4で破り、準々決勝に進出した

試合は、一時生野が逆転するなど波乱の展開を見せたが、興国が終始粘り強く戦った

試合の流れと櫟岡の決勝打

興国は、序盤からリードを奪う展開であったが、6回には生野による猛攻撃を受け、逆転を許す形となる

特に、6回のイニングでは一挙に3失点

興国は2−3で迎えた8回、2本のヒットと1四球で満塁のチャンスを作り出した

ここで登場したのが「7番・捕手」の櫟岡拓夢(2年)

彼は走者一掃の中越え三塁打を放ち、再び興国にリードをもたらした

この勝ち越しの一打について櫟岡は、「中飛かな…と思ったのですが、良かったです

今日のような接戦が続くと思うので、みんなで粘って勝てるように頑張りたいです」とコメント

監督の評価とチームの戦略

試合後、元ロッテの喜多隆志監督は櫟岡の打撃を高く評価し、守備のミスも反省しつつ、「秋の大会なのでミスが出ることもある

我々らしい野球を続けたい」と語った

興国のスタイルは、守備から攻撃へつなげる戦略を持つが、ミスを恐れずに試合を進める姿勢は光っていた

生野高校の頑張り

一方、生野高校も4回戦での強豪・関大北陽に勝利するなど、接戦を征してきたチームであり、興国に対しても一時は逆転する勢いを見せた

しかし、興国の粘り強さに沈む形となり、8強進出には惜しくも届かなかった

今回の試合は興国高校の粘り強いプレイと圧力が光り、生野高校が一時逆転するも最終的に興国が勝利しました。櫟岡選手の活躍はチームにとって大きな励みとなりました。試合を通じて両校の戦略や選手たちの成長を感じることができ、今後の試合も楽しみです。
キーワード解説

  • 秋季大会とは?:高校野球の秋季大会は、主に全国高等学校野球選手権大会に向けてチームの調整と実力を試す重要な大会です。
  • 三塁打とは?:三塁打は、バッターがヒットを打ち、一塁、二塁を経て三塁に達するプレイのことを指します。得点機会を促進させる非常に価値のある打撃です。
  • 満塁とは?:満塁は、三人の走者がそれぞれ一塁、二塁、三塁にいる状態を意味します。この状況では、次のバッターがヒットを打つと、全ての走者が得点できる可能性が高まります。

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