DeNA、9回に大逆転負け。守護神・伊勢の悔しい失点でCS本拠地開催が遠のく

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 9月27日、横浜スタジアムで行われた巨人戦で、横浜DeNAベイスターズは9-8の逆転負けを喫しました

この試合は、勝利すればクライマックスシリーズ(CS)のファーストステージの本拠地開催が決まる重要な一戦でした

9回を迎えた時点で4点リードの状況でしたが、守護神の伊勢大夢が打線に捕まり、試合の流れを一変させました

 試合は序盤からDeNAのペースで進行しました

初回に松尾汐恩の適時打で2点を先制し、続く2回には桑原将志が6号2ランを放つなど、4得点を挙げ、相手先発投手ファスター・グリフィンをKOしました

投手陣もアンドレ・ジャクソンが6回1失点と好投し、試合はDeNA有利に進みました

 しかし、7回からマウンドに上がった2番手の宮城滝太がコンディション不良で緊急降板

後を引き継いだ救援陣が踏ん張れず、一死満塁の状況で4番手の入江大生が二者連続押し出しを許すなど、2点差に迫られました

それでも、8回には蝦名達夫が7号2ランを放ち、再びリードを広げました

 迎えた9回、伊勢大夢は一死から連打を浴び、4番・岡本和真に2点適時打を浴びて2点差に

そして、二死一、二塁の状況で佐々木俊輔にフォークを捉えられ、さらに2点の生還を許しました

このイニングで一気に5点を奪われ、試合の流れは完全に巨人へ

試合はそのまま終了し、微妙な表情を浮かべる伊勢を横目に、DeNAの岸野監督は「無理をさせてしまったかな」と後悔の念を示しました

 この結果、DeNAの2位が確定することはできず、次の試合でのリベンジを誓っています

今回の試合では、DeNAが9回に守護神である伊勢を起用したものの、その結果が逆転負けに繋がってしまいました。重要な試合において、最後のイニングで失点が相次いだことはチーム全体に影響を及ぼすでしょう。次回の試合でどのように修正してくるのかが気になります。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズ(CS)とは?:プロ野球において、レギュラーシーズンの成績上位チームが順位に応じて戦うプレーオフのことです。上位チームが対戦し、勝者が日本シリーズに進出します。
  • 守護神とは?:野球において、試合の終盤を任される最も信頼された投手のことです。主に試合の勝利を守るために登板し、重要な場面での責任が重い役割です。
  • 連打とは?:連続してヒットを打つことを指します。これによって攻撃が活発になり、得点チャンスが増えるため、試合の流れを大きく変える要因となります。

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