オリックスの山下、復活の投球でチームのCS進出を決める

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◇パ・リーグ オリックス2-0楽天(2025年9月27日 京セラD) オリックスが2年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)進出を確定させた試合で、山下がその立役者となった

23年に新人王を獲得した山下は、7回を投げてわずか3安打、そして11奪三振という圧巻のピッチングを披露し、無失点で試合を終えた

これにより、昨年9月4日の西武戦以来、388日ぶりとなる勝利を挙げた

復帰の道のりとその影響

山下は、緊急降板した3月7日の巨人とのオープン戦後に、3度目となる第三腰椎分離症の影響で長い間戦線を離脱していた

彼は、大阪・舞洲にある球団施設でトレーニングに励んでおり、その姿は後輩たちにとっても大きな刺激となっていた

特に高卒2年目の河内投手は、「リハビリを頑張れたのはペータさん(山下)がいたから」と、山下の姿勢から多くのヒントを得たと語っている

ポジティブな影響

山下は、常に前向きな姿勢でトレーニングを続けており、その姿を見た後輩たちにも「まだまだこれからっしょ、やるしかないっしょ」といった合言葉で励ましを送ってきた

実戦復帰を果たした河内は、山下からの支えがあったからこそ、リハビリを乗り越えられたと感謝している

日本一への意気込み

オリックスは、京セラドームで5年連続のシーズン勝ち越しを確定させた

山下は、「時間はかかりましたけど、通過点だと思っています

日本一を目指す、そこしか狙うところはない」と強い決意を表明した

今回の試合で、山下選手の復活がオリックスにとってどれほど重要であったかが証明されました。彼の投球は、チーム全体の士気を高めるだけでなく、若手選手への良い手本にもなっています。山下選手が長いリハビリを乗り越えた姿は、本当に多くの人に勇気を与えました。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?:日本のプロ野球における全年齢層の優勝決定シリーズで、シーズン成績の上位チームが参加する。
  • 新人王とは?:その年のプロ野球のルーキー(新入選手)の中で最も優れた成績を残した選手に贈られる賞。
  • トミー・ジョン手術とは?:肘の内側にあるじん帯を再建する手術で、ピッチャーが受けることが多い。

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