藤井皓哉、19ホールド達成-ソフトバンクが優勝に向けた重要な一勝を収める

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◆西武1―4ソフトバンク(27日、ベルーナドーム) ソフトバンクの藤井皓哉投手(29)が今季19ホールド目を挙げた

8回に2番手として登板し、1イニングを無安打無失点に抑え、クローザーの杉山一樹へ無事にバトンタッチ

藤井は3年前のリベンジも果たし、チームにとって重要な勝利をもたらした

藤井投手はこの試合前に、腰痛の影響で仙台遠征に参加できず、復帰後の登板となった

優勝マジックがまだ残る中でのプレッシャーのかかるマウンドで、彼は「ちょっと不安な部分もあったが、ここまで来たら関係ない」とコメントしている

1番バッター西川愛也を抑えるなど、期待に応えるピッチングを見せた

この試合は、2022年10月1日の西武戦を思い起こさせるものであった

この試合では藤井が山川穂高選手にサヨナラホームランを浴び、涙を流した

その経験を踏まえ、「(当時の状況を)意識していたが、深く考えず上書きするチャンスだと思っていた」と振り返った

藤井は、当時のキャッチャーである海野隆司と共にリベンジを果たした

今季の藤井は、松本裕樹、杉山とともに「樹木トリオ」として知られる勝利の方程式の一角として51試合に登板し、その成績は2勝3敗2セーブ、19ホールド、防御率1.44を記録している

優勝インタビューでは、小久保裕紀監督がチームの頑張りを称え、藤井は「当たり前と見られる役割をこなせるように努力したい」と語った

昨季は腰痛で戦線離脱した藤井だが、今年は「1年間けがをせずにやること」をテーマに取り組んできた

最後の数日での休養を悔やみつつも、プレーオフや日本シリーズに向けてしっかりと準備を進めていく決意を表明した

藤井投手の活躍は、ソフトバンクにとって非常に重要でした。彼は腰痛を乗り越え、優勝のプレッシャーの中でも見事に投球を披露しました。8回に登板し、無失点に抑えたことはチームの士気向上に繋がり、3年前の失敗もリベンジしました。彼の前向きな言葉からは、チームの勝利に対する強い意志が感じられます。
キーワード解説

  • ホールドとは?:ホールドは、リリーフ投手が試合の勝利に貢献したことを示す指標の一つで、先発投手からのバトンタッチの際に、先に登板した投手がリードを保ちながら試合を終えることが条件です。
  • 防御率とは?:防御率は投手の成績を示す指標で、投げたイニングに対して失点がどれだけあるかを示す数値です。通常は「投球回数×9」で割って計算されます。
  • セットアッパーとは?:セットアッパーは試合中にクローザー(終盤を任される投手)につなぐ重要な役割の投手です。試合の流れを守り、勝ちを決定づけるプレイが求められます。

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