ソフトバンク周東、怪我を乗り越えたシーズンと未来への決意を語る

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◆西武1―4ソフトバンク(27日、ベルーナドーム) リーグ連覇に貢献した福岡ソフトバンクホークスの内野手、周東佑京選手(29)が本紙に独占手記を寄せ、自身の経験やシーズンの振り返りを語った

周東選手は、開幕から19試合連続安打という球団記録に並び、リーグトップの盗塁数をマークした

一方で、膝や腰などの怪我に苦しむ胸の内やレギュラーとしての成長と将来の展望についても明かした

周東選手は、「今年の優勝は若い選手たちの頑張りがあったからこそ」と remarkし、特に野村選手や柳町選手の存在が大きかったと述べた

また、怪我に関して、「今年は本当に怪我が多かった

背中に死球を受け、登録抹消されそうになった時は、もうこのシーズンはいいかなと考えた」と苦しい心境をつづった

怪我の治療には、 PRP注射(多血小板血漿注射)を受けたが、「痛すぎて息ができなかった」とその辛さを語った

さらにチームの状況について、「5月に最下位になった時は本当にきつかった

この状況で勝てないと思われるのが悔しかったので、取材ではあえて楽観的なことを言った」と述べ、選手会長としての責任感についても触れた

打撃では、開幕から19試合連続安打の成果を挙げ、「最多安打を取りたいと思ったが、4月23日に右すねを骨折してその夢は諦めざるを得なかった

試合に出ることができるかどうかという焦りがあったが、怪我から回復し、数字を出せるようになって自分のキャリアについて考えられるようになった」と自信を持って語った

今後の目標について、「いずれ年々スピードが落ちることを考えると、打撃力を高めて残りたい」とした上で、「打率3割を打ちたい」と明言し、理想は広島の秋山翔吾選手だと語った

監督からの期待についても「3割を打ってから」と言われるなど、さらなる向上心を持っているようだ

最後に、周東選手は「143試合フルで出たい

無理することのないようにとも言われるが、責任感のある1軍選手ならば無理をしてでも試合に出るべきだと思う」と意気込みを見せた

周東選手が怪我を乗り越え、努力し続ける姿勢は、多くのファンに希望を与えています。選手会長としての責任感を持ちながら、チームを引っ張る姿勢は称賛に値します。来シーズン、さらなる成長を遂げることを期待したいです。
キーワード解説

  • PRP注射とは?多血小板血漿を注入することで、傷の治癒を早める治療法のことです。
  • 盗塁数とは?走者が二塁や三塁などの塁を踏む前に、相手の投球の合間を縫って次の塁を得る行為を指します。
  • 打率とは?安打数を打席数で割った値で、選手の打撃成績を示す指標です。

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