西武・与座海人投手、30歳誕生日に特別なバースデー登板を果たす

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西武ライオンズの与座海人投手が、9月15日に迎えた30歳の誕生日に特別なバースデー登板の機会を得ました

この試合は日本ハム戦で行われ、与座選手は「野球人生では記憶にない」と語るほど、彼にとって特別な意味を持つものとなりました

与座選手のプロ入りからの道のり

与座選手は沖縄尚学から岐阜経大を経て、2017年のドラフトで西武に5位指名されて入団しました

沖縄尚学では、3年次の2013年に春夏連続で甲子園出場を果たしましたが、その際は背番号「11」を付けたものの、実際に出場することはできず、ベンチから試合を見守ることが多かったと言います

アンダースローへの転向

与座選手は大学でサイドスローからアンダースローに転向し、独自の投球スタイルを確立しました

アンダースローとは球がリリースされた時に、腕が横に動いて投球するスタイルのことで、通常のオーバースローとは異なります

この投球スタイルは、独特の変化球を生み出し、打者にとっては対処が難しいものとなります

故郷沖縄での凱旋登板

与座選手は7月1日のオリックス戦において、故郷沖縄のセルラースタジアム那覇で凱旋登板を果たしました

この試合では、公式戦でのプレー経験がないスタジアムでの投球でしたが、彼は「12年後に与座がここで投げているとは誰も想像していなかったはず

レギュラーじゃなくても、1歩ずつ近づいてプロになれることを証明したい」と柔和な笑みを浮かべながら語りました

思い出の20代
インタビューでは、与座選手は「ここにいる時点で恵まれている

20歳の時点ではプロに来られるような人じゃなかったので

プロ入りして8年目か…

想像していたよりも、いい20代でした」と振り返りました

彼の言葉は、プロ野球選手としての努力や日々のプレッシャーを感じさせるものでした

与座海人選手の誕生日登板は、彼がこれまでのキャリアでどれほど苦労してきたか、そしてそれを乗り越えてプロとしての地位を築いたかを物語っています。野球界で活躍する選手たちの背後には、多くの努力と成長の物語があります。
キーワード解説

  • アンダースローとは?  アンダースローは、選手がボールを投げる際に腕を横に振る投球スタイルで、独特の軌道を持つため、打者にとっては非常に難しい球を投げることができます。
  • プロ野球とは? プロ野球は、日本における最高峰の野球リーグであり、選手たちは特別なスカウティングを受けて入団し、厳しい競争に日々さらされています。

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