甲子園に蘇る「ラッキーセブン」 中日戦でのジェット風船演出が話題に

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2025年9月28日、阪神甲子園球場で行われたセ・リーグの中日戦において、公式戦としては6年ぶりに「ラッキーセブン」のジェット風船演出が復活し、スタンドが鮮やかな黄色に染まりました

この日は来場者にジェット風船と専用ポンプのセットがプレゼントされ、7回裏の攻撃前に一斉に飛ばされました

ジェット風船は、特定のタイミングでスタンド全体が一体となり、観客が楽しむ重要な演出の一つで、甲子園では2019年シーズン以来行われていなかったため、多くのファンにとって待望の瞬間でした

新型コロナウイルスの影響により、2020年から禁止されていたジェット風船は、3月9日の巨人とのオープン戦において実施された実証実験を経て、飛沫対策が施された専用ポンプ式の風船が導入されました

今回の試みでは、風船を安全に使用できるよう、球場内には専用の回収ボックスも設置され、リサイクルへの協力も呼びかけられました

さらに、甲子園では実証実験などを経て、来シーズンから本格的にジェット風船の販売及び「ラッキーセブン」演出を再開することが既に決まっています

これにより、ファンたちが長い間待ち望んでいた瞬間が再び実現することになります

今回の復活演出は、多くの阪神ファンにとって嬉しいニュースでした。長い間制限されていたジェット風船を使った演出が復活することで、球場の雰囲気がより一層盛り上がり、観客同士の一体感が強まるでしょう。実証実験を経ての安全対策も評価されており、今後の試合でも同様の演出が期待されます。
キーワード解説

  • ジェット風船とは?観客が試合の特定の瞬間に一斉に空に飛ばす風船で、スタジアム全体の一体感を高めるためによく用いられます。
  • ラッキーセブンとは?プロ野球を観戦する際、特に7回裏の攻撃に入る前にファンが一斉にジェット風船を飛ばす慣習を指します。
  • 飛沫対策とは?感染症予防のために、飛沫が飛び散らないように行う対策を指します。この場合、専用のポンプを使って風船を膨らませることで、風船の感染症リスクが軽減されます。

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