西武・隅田知一郎が4年連続2桁敗戦、次期への意欲を示す

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西武・隅田知一郎投手が記録的なシーズンとなった理由

2025年9月28日、パ・リーグの試合で西武ライオンズがソフトバンクホークスに1-4で敗れ、これにより西武の隅田知一郎投手(26)はシーズン10敗目を喫し、プロ入りから4年連続での2桁敗戦を記録しました

これは西鉄・太平洋時代の1972~75年に加藤初が達成して以来、実に50年ぶりのことです

敗戦の中の自己評価

隅田は試合後、「勝ちも負けも投げていたら付くことなので、正直、言葉はないっスね」と感想を述べ、敗戦を淡々と受け止めました

自己最多の143球を投げた試合を振り返り、「今シーズン最後の登板でしたし、来年もっとよくなりたい一心で…」と次シーズンへの意気込みを明かしました

過去の成績

勝利 敗北 防御率
2022 10 10 3.40
2023 9 11 4.20
2024 8 10 4.50
2025 10 10 4.00
隅田のシーズン成績を見てみると、近年は勝星よりも敗戦が目立つ傾向にあることが分かります

しかし、彼のスタミナと球速はプロ選手として非常に高いレベルを保っています

143球を投げたこの試合もその証左です

今年の隅田投手は非常に厳しいシーズンを送りましたが、その中でも次シーズンに向けての意欲を見せています。彼のパフォーマンスには改善の余地があり、これからの成長に期待が寄せられます。また、連続しての2桁敗戦は、成績向上への強い動機付けとなるでしょう。
キーワード解説

  • 2桁敗戦とは?:一シーズンで投手が敗れた試合が10試合以上のことを指します。これはその投手が苦しいシーズンを送ったことを示す一つの指標とされています。
  • 143球とは?:投手が試合中に投げるボールの数を指します。多くの場合、1試合で投げる球数が多くなるとピッチャーの疲労も蓄積していきます。

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