巨人・横川、初回からの失点が響きヤクルト戦で敗北

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(セ・リーグ、ヤクルト-巨人、25回戦、28日、神宮)再び巨人が立ち上がりに課題を抱える試合となった

この日は先発マウンドを託された左腕の横川凱が、試合開始早々に弱点を露呈した

初回の先頭打者である並木、高校時代からも名を馳せている長岡に連打を食らい、続く山田の右犠飛であっさりと先制を許す展開となった

その後、村上にも右翼線への適時打を浴びてしまい、結果的に2失点で試合が進んでしまった

0-2のビハインドで迎えた序盤では、横川は「最初から慎重になってしまうと、自分自身もたぶん苦しいので、思い切って大胆にいけるような投球をしたい」と意気込んでいたものの、高津監督が神宮球場で指揮を執る最後の試合ということで奮起するヤクルト打線に圧倒されてしまった

チームにとって特に深刻な課題であるのが“初回の失点”である

9月のこの日を含む21試合の中で、なんと16試合で初回に失点を記録している

それでも27日のDeNA戦では、9回表で歴史的ともいえる4点差を逆転し勝利を収めた

この試合について阿部監督は「みんなの意地を見ました」と述べ、その激戦が示すように、チームの打線は粘り強く、9月は11勝9敗と一定の成果を上げている

10月11日からのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージに向けて、今後の投手陣の立ち上がりが重要なポイントとなるだろう

試合の中盤で4回に横川は、大阪桐蔭高校の先輩である3番・泉口から右越えの2ランを浴びて同点に追いつく場面もあったが、その直後に中村悠に再び2ランを許し、2-4と追う展開に逆戻りしてしまった

このように、試合の序盤でリードを奪うことが、巨人に求められる成功の鍵となることが浮き彫りとなった

今回の試合では、巨人の横川選手が初回に多くの失点をするなど、チームにとって厳しい結果となりました。特に、初回の失点は今季の課題でもあり、これからの試合で解決が求められます。また、クライマックスシリーズに向けて、先発投手の調子が非常に重要な要素となりそうです。今後、巨人の成績向上に向けてどのように立ち直るのか、注目が集まります。
キーワード解説

  • 先発マウンドとは?:試合の始まりに、チームが最初に投げる選手のことを指します。試合の流れを大きく左右する役割があります。
  • クライマックスシリーズ(CS)とは?:日本プロ野球において、プレーオフの一部であり、リーグの上位チームが対戦してチャンピオンを決定するシリーズです。
  • 逆転とは?:試合の進行中に、得点が劣勢なチームが追いつき、さらにそのリードを奪うことを意味します。

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