今回の懇親会では、OB会長であり、巨人の2軍監督を務める桑田真澄氏(56)が母校の現状について報告しました
桑田会長は、現在休部状態にある野球部の厳しい状況に触れ、「野球部復活の前に、学校自体、存続が非常に厳しい状態である」と語りました
桑田会長によると、PL学園高の生徒数は年々減少しており、現在は中学・高校共に1学年あたり1クラスしか存在せず、それぞれのクラスに生徒が十数人しかいない状況です
また、教会の統廃合も進んでおり、信者や生徒数の減少が問題となっています
さらに、教団の教祖が不在であることも影響を及ぼしているとされています
昨年の懇親会では、桑田会長が教団から聞かされた野球部復活の計画が「4代目教祖がなられたとき」に実行されるとの見解を示しています
PL学園の野球部は2017年夏の大阪大会を最後に休部状態が続いており、OBたちは嘆願書を提出するなどして復活を求めていますが、状況は改善しないままです
大阪府高校野球連盟からも外れているため、名門復活が現実から遠ざかっていることが懸念されています
それでも桑田会長は、「われわれができることは、一つしかありません
それはPL学園の絆を絶やさないことだと思います」と、仲間としての絆や絆の重要性を強調しました
懇親会には、元監督の名将・中村順司氏(78)や中日ヘッドコーチの片岡篤史氏、野球解説者の宮本慎也氏などが出席し、旧交を温める場となりました
今回の懇親会では、桑田氏が母校の厳しい現状を報告し、その背景には教団の存続問題が絡んでいることが浮き彫りになりました。甲子園で成功を収めた名門が、現在は休部状態にあるという事実は多くの人々に驚きを与えています。また、桑田氏が強調する「絆の重要性」は、今後の再建に向けた希望となることでしょう。
ネットの反応
PL学園の野球部復活に関するコメントでは、桑田真澄OB会長の危機感が強調されています
多くのコメントは、学校自体が存続の危機に直面していることを指摘しており、特に少子化が生徒数に影響を及ぼし、最終的には野球部の再建が難しい状況にあると分析されています
過去の栄光を持つPL学園ですが、今の時代には他の強豪校が増えており、再開しても本来の姿に戻るまでには時間がかかるという意見が多く見受けられます
さらに、宗教団体としての特異性も影響しているとされ、教団の経済状況や方針が学校運営に大きく影響する点についても疑問が寄せられています
ネットコメントを一部抜粋
全盛期のPLはほんと凄かったよ。
もう廃校にしたらええやん笑
卒業生たちが自分の子供を入れたく無い学校は存続出来ない。
結局、野球部がどうのより少子化で学校が存続が困難って事だから。
いっそのこと、桑田真澄氏がPLの4代目教祖およびPL学園野球部監督に就任すれば…。
キーワード解説
- 休部とは?:学校や部活動が、一時的に活動を停止することを指します。多くの場合、経済的な理由や人員不足が原因となります。
- 教祖とは?:宗教や信仰団体における最初のリーダーや重要な人物で、教えの創始者を指します。教団にとっては非常に重要な存在です。
- 統廃合とは?:複数のものを統合して一つにまとめたり、不要なものを廃止することを指します。特に学校や教会などで見られます。
- OBとは?:卒業生や退職した職員を指す言葉で、特に学校やスポーツチームの元メンバーについて使われます。