埼玉西武ライオンズの若手選手、山村崇嘉が躍動
今季はリーグ5位に位置する埼玉西武ライオンズだが、特に2002年世代が台頭し、未来に希望をもたらしているその中でも注目されるのが、今季23歳を迎えた山村崇嘉選手だ
彼は、柔らかい打撃で多大な影響を与え、また積極的にチーム内で声をかける姿勢で投手たちを鼓舞し、守備面でも目立つ存在感を見せている
背番号「32」を受け継いだ彼は、ライオンズの未来を担う主砲候補としての期待がかけられている
楽天との3連戦での活躍
シーズン終盤にさしかかる中、山村選手は2002年世代の選手たちと共に存在感を発揮している9月28日に23歳の誕生日を迎えた彼は、9月19日に行われた楽天戦で大きな役割を果たした
7回に代打で出場し、加治屋蓮投手からの球を捉え、チームに追加点をもたらすタイムリーヒットを記録
その翌日はスターティングメンバーとして出場し、4回には同僚のエース荘司康誠投手からライトスタンドへのソロホームランを放つ活躍を見せた
さらに21日には3安打1打点を挙げるなど、3連戦全試合で打点を挙げる注目のプレーを展開した
打撃技術とリーダーシップ
山村選手の持ち味は柔らかい打撃技術にあり、9月25日の日本ハム戦でもその技術を存分に発揮した第1打席では北山亘基投手からライト前ヒットを放つと、続く2打席でもセンター前、レフト前と全方向に打ち分け、チームの苦手意識を覆すようなパフォーマンスを見せた
彼の魅力は打撃だけではなく、試合中のコミュニケーションにもある
主に三塁手として先発出場する彼は、ピンチの場面で必ず投手に声をかけ、気持ちを高める役割を果たす
彼は投手の性格を熟知し、的確な声掛けを行うことでチームを支えている
一方で、9月25日終了時点で失策数が7と多少の荒さも見受けられるが、彼の声掛けや成長が感じられるだけに、期待がかかる選手である
山村崇嘉選手は、その打撃技術だけでなく、チームメートへの積極的な声掛けで、リーダーシップを発揮しています。失策もあるものの、その成長と存在感がライオンズの未来を明るくする要素として期待されています。特に彼のコミュニケーション能力は、チーム全体にプラスの影響を与えており、今後の活躍に目が離せません。
キーワード解説
- 柔らかい打撃とは?:選手がバットを使った打撃で、ボールを柔らかく捉える技術のことを指し、球が飛びやすくなることが期待されます。
- 声掛けとは?:試合中に選手が仲間に対して激励や指示をすることで、チーム全体の士気を高める行為のことを意味します。
- 失策とは?:野球において、守備のミスによりアウトを逃したり、プレーが失敗することを指します。これによりチームに損失が発生します。

