ヤクルト、金久保優斗投手を含む9選手に来季契約不成立を通達

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
東京ヤクルトスワローズは29日、金久保優斗投手(25)や山下輝投手(26)、原樹理投手(32)など、合計9選手に対して来シーズンの契約を結ばない旨を通達したことを発表しました

これはチームの再編成を図るための方針の一環と捉えられています

金久保投手は東京都内の球団事務所で取材に応じ、今後の進路について聞かれると「野球は迷っています」と答えました

今シーズンは1軍で12試合、2軍で27試合に登板しましたが、「状態は悪くない

その中で結果が出ないのはそういうこと(戦力外)かなと思います」と苦しい心情を吐露しました

また、金久保投手は11月に行われる選手会主催のトライアウトを「一応受けようかなと今のところ思っています」とコメント

今後は「NPB(日本プロ野球)でやりたいのはもちろんあるんですけど、韓国など海外での現役続行も視野に入れている」とも述べ、海外進出も考慮していることを明かしました

金久保選手は東海大望洋市原から2017年度のドラフト5位で入団し、2021年には10試合に登板した実績を持ちます

今年は自己最多の12試合に出場したものの、チームの契約方針に影響を受ける結果となりました

今回のヤクルトの契約不成立通知は、選手にとって厳しい現実を突きつけるものです。特に金久保選手にとっては、これまでの努力が結果に結びつかず、選手生活の未来が不透明になっていることが印象的です。選手のトライアウトへの意欲や海外進出への言及は、これからのキャリアを模索する姿勢を示しています。
キーワード解説

  • トライアウトとは?:プロ野球選手が契約を結ぶ可能性を探るための試験で、未契約の選手が自らの実力を示す場です。
  • NPBとは?:日本のプロ野球リーグのことで、全国のプロ野球チームが所属しています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。