ヤクルト・宮川哲投手、来季の契約を結ばず 現役続行の意向を示す

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
東京・北青山のヤクルト球団事務所で、29日に宮川哲投手(29)に対し、来季の契約を結ばない旨が通告された

この知らせは、宮川選手にとって新たな転機となる可能性がある

通告後、彼は「まだ投げられるかなとは思っているので、もし他に見てもらっている球団があって、声を掛けてもらえたら、僕は野球をやりたいと思っている」と語り、他球団での現役続行を強く希望していることを明かした

宮川投手の経歴とヤクルトでの実績

奈良県出身の宮川は、東海大山形高、上武大を経て、社会人野球チームである東芝に所属

その後、2020年にドラフト1位で西武に入団した

1年目にはリリーフとして49試合に登板し、2022年には45試合に出場するなど、早くから活躍が期待された

しかし、23年12月に交換トレードでヤクルトに移籍するも、初年度は4試合の登板にとどまり、今季はイースタン・リーグでチーム最多の42試合に登板しながらも、1軍での登板は実現しなかった

伝えられた思い

宮川投手はヤクルトでの2年間について、「1軍で去年も4試合しか投げられていなくて、今年は1試合も投げられていなくて、ちょっときつかったことが多かったんですけど、いろんな人と出会えたのでよかったです」と振り返り、悔しさを表現した

さらに、東芝での後輩である吉村投手に対して、「毎年10勝以上勝てるピッチャーだと思うので、頑張ってほしいですね」とエールを送った

宮川哲選手の契約未更新は、選手にとって新たな挑戦の始まりかもしれません。彼の現役続行への意欲は、他球団が彼の能力を再評価するきっかけとなりそうです。今後の活躍に期待が寄せられます。
キーワード解説

  • 契約未更新とは?契約未更新は、選手が所属するチームからの契約延長が行われないことを意味します。
  • イースタン・リーグとは?イースタン・リーグは、日本のプロ野球の下部リーグで、主に若手選手や再起を図る選手がプレーする舞台です。
  • リリーフ投手とは?リリーフ投手は、先発投手がゲームを投げ終わった後に登板する選手で、主に試合の流れを変える役割を持っています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。