ヤクルト・山本大貴投手、戦力外通告に対する思いと今後の展望

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
東京・北青山にあるヤクルトの球団事務所で、27歳のヤクルト・山本大貴投手が29日、来季の契約を結ばない旨の戦力外通告を受けた

これにより、彼は今後の進路について考える時間を持つことになった

山本選手は「昨日の今日なので何も考えていなかったですけど、トライアウトは受けたいと思っています

他球団からの話もあれば、その話も含めてどうするのか、なければないで、どうしようかなと」と現役続行への意欲を示した

トライアウトとはプロ野球選手が自由契約となった後、他球団に自分をアピールする場である

北海道出身の山本選手は北星学園大付属高を卒業後、三菱自動車岡崎を経て、2018年のドラフトでロッテに入団

2022年7月には交換トレードでヤクルトに移籍し、貴重なリリーフ左腕として活躍

23年には42試合、24年には44試合に登板するなどの成果をあげていた

しかし今季は右脇腹の肉離れにより長期離脱を強いられ、17試合の登板に終わった

球団首脳からは感謝の言葉を受けたというが、山本選手はそれに対して「ありがたいと思いますけど、そんな感謝の気持ちはいらないなというのが僕の率直な思い

僕も8年間やってきて、いろいろな選手の去り際を見てきた中で、僕はどちらかというと明るい方でもない

そういう言葉をもらって悔しいなと思った

もし、他球団とかでやる機会があれば、絶対やり返してやろうと思った」と語り、自己の成長と復活への強い意志を表した

山本大貴投手が戦力外通告を受けたことは、彼のキャリアにおいて大きな岐路となります。トライアウトや他球団からのオファーを考えているとのことですが、今後どのような道を選ぶのかが注目されます。
キーワード解説

  • トライアウトとは?プロ野球選手が自由契約となった後、他のチームにアピールするための試験を指します。
  • リリーフ左腕とは?主に試合中盤に登板し、特に左打者に対して優れた結果を残すことが期待される左投手のことです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。