2005年に中日の岩瀬仁紀選手と、2007年に阪神の藤川球児監督が持つ記録に並んだ松山選手は、今季から抑え役を任されており、プロ入りから3年目でこの大台に到達した
松山の投球スタイル
松山選手はそのダイナミックな投球フォームと、常時150キロ台中盤の速球、さらには切れ味鋭いフォークで打者を抑えるスタイルが特徴だこれらの投球は彼の成績を支え、今季もその実力を遺憾なく発揮している
28日の試合のハイライト
この日の試合では、松山選手は先頭の近本光司選手を三振に抑えた後、中野拓夢選手に安打を許したが、続く森下翔太選手をセンターフライに打ち取り、最後には本塁打・打点の二冠を誇る佐藤輝明選手を空振り三振に仕留めた高めの155キロでの決め球は、まさに彼の全盛期を印象付けるものだった
記録へ向けてのプレッシャー
松山選手は、シーズン中に上肢のコンディション不良で約1か月間の離脱を余儀なくされたこの間の試合で28セーブを挙げた後に負傷し、オールスターゲームを辞退
しかし、8月9日に1軍復帰を果たし、その後も46セーブ、5ホールドという成績を残したのは驚きである
防御率は1.54、奪三振率は12.30という数字も非常に優秀だ
激闘の行く先
シーズンは残り2試合に迫っており、松山選手はライデル・マルティネス選手と共にタイトルを争っている松山が46セーブ、マルティネスが45セーブと接戦を繰り広げる中、両者の対決は非常にエモーショナルなものとなるだろう
果たして松山選手が初のセーブ王を獲得し、リーグ新記録を樹立することができるのか
最後の瞬間まで目が離せない展開となっている
松山晋也選手の活躍は、彼が若手選手ながらも持つ実力の高さを証明しています。シーズンの途中での離脱にも関わらず、ここまでの成績を残している点は評価に値します。特に、最終戦を前にライデル・マルティネス選手と争う姿は、ファンにとっても見逃せない展開となるでしょう。
キーワード解説
- クローザーとは?:野球において、試合の終盤に登板して勝利を確実にするための投手を指します。クローザーは通常、チームの勝利を守るために最後のアウトを取る役割を果たします。
- セーブとは?:セーブは、投手が試合の終わりに登板して、その試合をチームが勝ち、その勝ちに貢献した数を示す指標です。具体的には、試合のリードをキープし、失点せずに試合を締めることが求められます。
- 防御率とは?:防御率は、投手がピッチングする中で許した点の数を示す指標です。通常は9イニングあたりの得点を計算し、数字が低いほど投手の成績が良いとされます。
- 奪三振率とは?:奪三振率は、一定期間において投手がどれだけ三振を奪ったかを示す指標です。この数字が高いほど、優れた投手であることを示しています。

