西武・セデーニョ選手、残留に向けた猛アピールが続く

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

西武・セデーニョ選手がアピール続ける中、素晴らしいパフォーマンスを発揮

西武ライオンズの内野手であるレアンドロ・セデーニョ(27)が、残留へ向けた必死のアピールを続けている

9月29日に行われたロッテとの試合で、彼は「7番・DH」としてスタメンに名を連ね、印象的なプレイを披露した

試合は西武が1点リードで迎えた5回、セデーニョは相手先発投手、石川柊の直球をしっかりと捉え、打球は右翼へ高く上がる

対する外野手、山口はジャンピングキャッチを試みるも失敗し、ボールは右翼フェンスに直撃

セデーニョはこの間に塁を進み、118キロの巨体を揺らしながら悠然と三塁に到達し、見事な「スタンディング・トリプル」を記録した

これが日本でのプロキャリア3年目にして初の三塁打となった

その後、6回の一死満塁の場面では、セデーニョは2番手投手・八木のツーシームに詰まりながらも、一塁後方に落ちる適時内野安打で1打点を挙げた

試合後にセデーニョは「打ったのはツーシーム

それを前に飛ばすことだけを考えて振った結果、ラッキーなヒットになりました

追加点をあげることができて良かったです」と嬉しそうに語った

セデーニョは、昨年までオリックスでプレーしていた長打力を評価され、年俸1億6000万円(推定)で西武に1年契約で加入した

しかし、シーズン前半は打率1割8分7厘、2本塁打、8打点と期待外れの成績で、3度の抹消という厳しい経験もした

しかし、8月26日に再登録されて以降は調子を取り戻し、5本塁打、15打点と素晴らしい活躍を見せている

果たしてこのパフォーマンスが来季の再契約につながるのか、注目される

セデーニョ選手の最近の活躍は、来季の契約に向けた重要なポイントとなるでしょう。特に前半戦の苦しい時期を乗り越え、後半戦で見せたパフォーマンスは、彼自身の意志の強さを物語っています。これからの試合でも、その能力を存分に発揮し続けてほしいと思います。
キーワード解説

  • スタンディング・トリプルとは?野球において、バッターが打ったボールがフェンスに直撃し、走者が塁を回って三塁に到達するプレイのこと。通常、三塁打は二塁からの安打で達成されるが、この形での達成は特に珍しい。
  • ツーシームとは?ピッチャーが投げるボールの種類で、通常のストレートよりも微妙に横に動く特性がある。打者にとっては予測しにくいボールで、フォロースルーが難しくなることが多い。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。