「西武 2-0 ロッテ」という結果となり、試合内容も厳しいものだった
この試合でロッテは、六回まで苦手とするピッチャー渡辺に対し、2安打無得点という低調な攻撃にとどまった
7回には2番手の山田から3連打を放ち、1死満塁のチャンスを迎えたものの、後続が勢いを欠き、得点につながらなかった
さらに、8回には3番手・甲斐野の前に長短打で無死一、三塁の好機を作りながらも、上田選手が三振、代打の藤岡選手が一ゴロ併殺に倒れてしまうなど、得点のチャンスを生かせなかった
試合後、吉井監督は「今シーズン、ランナーがいる時の打撃が常に課題で、今日の試合でもそれに加えて走塁、打球判断、スタートに関しても効果的に機能しなかった」と敗因を分析し、「これからみんなでしっかり意識して練習していきます」と今後の改善に向けた決意を語った
ロッテが25度目の完封負けを喫した試合は、チームの課題が浮き彫りになった瞬間でした。吉井監督のコメントからは、選手たちへの厳しい期待が伝わり、これからの改善に向けた意気込みも感じられました。
キーワード解説
- 完封負けとは?:完封負けは、試合の中で相手チームが得点を1点も与えず、自チームが得点できなかった状態を指します。
- ランナーありとは?:ランナーありの状況とは、バッターが打席に立っている際に、塁上に走者がいる状態を指し、得点のチャンスがある場面です。

