球団幹部のコメントによると、近日中に正式な発表が行われる見込みだ
今後、両選手は自由契約となり、他の球団での現役続行を目指すことになる
松山選手と田中選手は、2016年から2018年にかけてリーグ3連覇を達成した広島の中心選手であった
松山は今季、1軍出場なしに終わり、田中は7月14日までの約1か月間で14試合に出場したものの、その後の出場機会は限られていた
両選手はともに来季の構想からは外れていた
松山は代打としての役割を果たし、2023年にはリーグ最高の代打打率3割8分を記録したものの、昨季は1割6分4厘と振るわなかった
田中も今季はウエスタンリーグで62試合に出場し、打率3割3分3厘をマークするなど一定の成果を上げていたが、1軍での出場機会が限られていた
なお、松山選手は通算1000安打まで残り60安打、田中選手は35安打に迫っており、プロでの偉業達成も期待されていたが、退団によりその道が閉ざされることとなる
選手プロフィール
| 選手名 | 生年月日 | 経歴 | 通算成績 |
|---|---|---|---|
| 松山竜平 | 1985年9月18日 | 鹿屋中央高、九州国際大、2007年ドラフト4位で広島入団 | 1303試合、打率2割7分8厘、83本塁打、535打点 |
| 田中広輔 | 1989年7月3日 | 東海大相模高、東海大、JR東日本、2013年ドラフト3位で広島入団 | 1202試合、打率2割5分6厘、69本塁打、348打点、131盗塁 |
キーワード解説
- 自由契約とは?:自由契約とは、契約解除や退団後に選手が他の球団と契約することができる状態を指します。
- 代打とは?:代打は、試合中に先発選手に代わって打席に立つ選手のことを指します。通常、打撃能力が高い選手が選ばれます。

