阪神原口文仁が現役引退を発表、涙の引退会見を実施

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今季限りで現役を引退する阪神タイガースの原口文仁内野手(33)が、9月30日に兵庫県西宮市内で引退会見を行った

原口は、2009年にドラフト6位で阪神に入団し、16年間にわたってチーム一筋でプレーしてきた

彼は度重なるケガを抱えながらも、2019年にはステージ3の大腸がん手術を乗り越えて復帰したという、不屈の精神を持つ選手だ

引退を決意したのは今月下旬のことであり、原口はまず支えてくれた妻に報告したと述べている

「妻には『よく頑張ったんじゃないか』と言ってもらった」と語った

また、子どもたちにはファームの最終戦後に伝えたが、長女は状況を理解しているものの、まだ下の子たちは理解していないという

引退前に、同学年のチームメートである岩崎、岩貞、梅野に発表したのは、発表の前日28日夜だった

「まだみんな1軍で戦っている最中だったので、なるべくぎりぎりまで伝えないようにした」と原口は語り、チームを思う気遣いを示した

彼は「1軍は勝負の舞台

気にせず戦ってほしい」と仲間たちに話したが、彼らは意外にも冷静で、後で食事をしながら話そうと提案したという

原口は、その引退会見で涙を浮かべながらも、温かい心で仲間たちを思いやる姿勢を見せた

ファンやチームメートに感謝の言葉を伝え、これまでの歩みを振り返った

原口文仁選手の引退は、多くのファンにとってショックなニュースです。彼の不屈の精神や仲間を思う気遣いは、これからも阪神の若い選手たちに受け継がれていくことでしょう。引退後の活躍にも注目したいです。
キーワード解説

  • 引退とは?選手がプロとしてのキャリアを終了することを指します。多くの場合、体力や怪我などの理由から決断されます。
  • 大腸がんとは?大腸に発生するがんのことをいいます。早期発見によって治療の成功率が高まりますが、進行すると命に関わる疾患です。

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