ヤクルト・茂木栄五郎、術後初の屋外練習を実施
7月に左膝半月板の手術を受けた東京ヤクルトスワローズの内野手、茂木栄五郎選手(31)は30日、埼玉・戸田球場で術後初めて屋外での練習を行いました練習では、軽めのランニングやキャッチボールを実施しました
茂木選手は「真っ白な肌に日差しを浴び、暑い時期を経験していないので、この気温でも日差しが強いなと感じる
夏に外に出て野球をやっていた方々にはリスペクトしかないです」と、実際の練習を通じて感じたことを語りました
茂木選手は、現在行っているリハビリでは手術を受けた膝周りの強化に加えて、体幹や可動域を拡大するためのトレーニングを重視しています
「本当に慎重に慎重にやっているので、少し遅いかなくらいなんですけど、シーズンももう終盤ですし、来シーズンに向けて、しっかりみっちりできているかなと思います」と、リハビリの進捗を説明しました
また、茂木選手は「来年の春に状態を合わせられるようにやっていきたい」と今後の目標を力強く表明しました
茂木選手は、今季は楽天から国内フリーエージェント(FA)権を行使しヤクルトに加入して1年目であり、53試合に出場して打率.240、5本塁打、16打点を記録しています
残念ながら、7月8日には出場選手登録を抹消され、7月16日に東京都内の病院で左膝半月板の手術を受けていました
茂木選手のリハビリ進捗は、選手自身の努力の賜物であることが伺えます。術後初となる屋外での練習は、今後の復帰に向けた重要なステップであり、ファンにとっても待望のニュースです。来シーズンに向け、しっかりと態勢を整えていく姿勢は、多くの選手やファンを勇気づけることでしょう。
キーワード解説
- 左膝半月板とは?膝関節の中にあり、衝撃を和らげる役割を果たす軟骨の一部です。ケガをすると痛みや腫れを引き起こすことがあります。
- リハビリとは?けがをした後に、体を元の状態に戻すためのトレーニングや治療のことを指します。適切なリハビリを行うことで、競技復帰が可能になります。
- 国内フリーエージェント(FA)権とは?プロ野球選手が移籍を希望する場合、特定の条件に基づいて他の球団と契約できる権利のことです。

