ソフトバンク、又吉克樹投手との契約を締結せず – 先発から中継ぎへと揺れた3年の道のり

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福岡ソフトバンクホークスは9月30日、又吉克樹投手(34)に対して来季の契約を結ばないと発表しました

この決定は、又吉が中日ドラゴンズから2021年オフに国内フリーエージェント(FA)権を行使して移籍後、3年間で示したパフォーマンスと今季の出場状況によるものです

又吉投手は、加入から3年連続で30試合以上に登板する活躍を見せていました

しかし、2023シーズンは一軍登板がなく、二軍での成績は27試合、防御率3.58というものでした

開幕前には先発としての配置転換を受け入れたものの、8月には再び中継ぎとしての役割に戻され、最終的には一軍の戦力としての出番を得ることができませんでした

又吉選手は「便利屋」として知られ、チームの様々な状況に応じた投球を行うことが期待されていました

独立リーグ出身者として初めてFA権を行使し、プロの世界で自らの道を切り開いてきた彼にとって、今回の契約結論は新たな挑戦の始まりとも言えるでしょう

球団は、彼の現役続行の意向を尊重し、早期に通達を行いました

ソフトバンクは又吉克樹選手との契約を結ばないことを発表しましたが、これには彼の近年の出場機会の少なさが影響していると思われます。かつての活躍を考慮すると、本人にとって今後のキャリアを考える良い機会になるかもしれません。
キーワード解説

  • フリーエージェント(FA)とは?選手が契約が終了した後に他のチームと自由に契約できる権利のことです。
  • 便利屋とは?多様な役割をこなす選手を指し、先発や中継ぎ、抑えなど状況に応じて投げられる投手を意味します。

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