マルティネスがセ・リーグ記録に並ぶ46セーブ達成、セーブ王争いは最終戦へ
2025年9月30日、東京ドームで開催された巨人対中日の一戦において、巨人のライデル・マルティネス投手がセ・リーグ記録に並ぶ46セーブを達成したこの記録は、過去に活躍した名投手、岩瀬仁紀(中日)、藤川球児(阪神)、そして中日の守護神・松山晋也と並ぶものである
この試合は、田中将大投手の日米通算200勝がかかる重要な一戦であり、巨人は2点リードの8回2死一、二塁の場面で大勢投手に代わり、マルティネスが登板した
移籍後初の回またぎ登板であるが、マルティネスは見事なピッチングでアウトを取った
試合後のマルティネス選手は、次のように語った
「回またぎだったが、勝ちたい思いで臨みました
田中選手が200勝をかけているのも分かっていたので、全力で4つのアウトを取りに行きました
」また、マー君の200勝についても言及し、「本当に素晴らしい偉業だと思いますし、うれしいです」と、その喜びを表した
マルティネス選手にとって田中選手は「良いお手本で鏡のような存在」とし、田中選手の投球を吸収していると語った
8回ブルペンからの投球について「特に緊張やプレッシャーは感じなかった」と述べ、その冷静さを強調した
セーブ王争いに関しては、「明日は明日、今日のことは忘れ、次のアウトを取ることに集中します」と、先の試合を見据えたメンタリティを示した
セーブを挙げたことで、彼はいよいよセーブ王への道を歩むことになる
ライデル・マルティネス選手のセーブ達成は、彼の成長を示すだけでなく、チーム全体にとっても重要な出来事です。田中将大選手の日米通算200勝がかかっている中での試合は、選手たちにとって特別な意味を持つもので、マルティネス選手の強い意志が感じられました。今後も彼の投球に注目したいと思います。
キーワード解説
- セーブとは?野球におけるセーブは、救援投手が試合終盤に登板し、チームが勝利するための役割を果たすことを表します。特にリードを守った場合に記録される重要な要素です。
- 回またぎとは?回またぎとは、投手が1イニングをまたいで登板することを指し、通常は同じイニングで複数のアウトを取る場面で行われます。
- ブルペンとは?ブルペンは、試合中にリリーフ投手がウォームアップを行うための場所で、マウンドで投球練習を行います。

