千葉ロッテの美馬学投手、右肘の重傷を受けて手術へ

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千葉ロッテマリーンズは10月1日、前日の引退試合で先発登板した美馬学投手が、都内の病院で診察を受けた結果、右肘屈筋共同腱断裂と診断されたと発表した

この診断名は、肘の内側に位置する屈筋群を構成する腱の一部が断裂していることを示すもので、投手にとっては非常に深刻な怪我である

今後は手術を行い、完治を目指す方針である

美馬選手は2010年のプロ野球ドラフトで2位指名を受け、東京ガスから東北楽天ゴールデンイーグルスに入団

その後、2013年の読売ジャイアンツとの日本シリーズでは2勝を挙げ、球団初の日本一に大きく貢献した

さらに、そのシリーズでの活躍によりMVPを受賞するなど、プロ野球界での地位を確立していった

2020年、自由契約選手としてロッテに移籍

しかし、昨季は成績が振るわず、0勝と苦しいシーズンを送った

これにより、美馬はプロ入り以来、13年連続で記録していた勝利が止まるという事態にも直面した

通算成績は267試合に登板し、80勝88敗、防御率は3.94である

美馬投手は、最後の試合を振り返り、「昨日の3球目で肘の感覚がなくなりました

文字通り、本当に最後の最後までやり切って、投げられなくなるまで投げたと思います

あらためて15年間ありがとうございました」とコメントしている

これまでの功績とファンへの感謝の気持ちが伺える

美馬投手の引退及び怪我のニュースは、ファンにとって大きな影響を与える出来事である。投手は非常に繊細な投げ方を要し、肘の怪我は特に深刻で長期治療を要する場合が多い。これから彼がどのようにリハビリし、復帰を目指すのかに多くの人々が注目するだろう。
キーワード解説

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