阪神、21年ドラフト1位の森木大智投手に戦力外通告

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2025年10月1日、阪神タイガースは7選手に対して戦力外通告を行い、その中には2021年のドラフト1位指名を受けた森木大智投手の名前が含まれていた

森木は高知出身の速球派投手で、中学時代には最速150キロを記録したことがある

彼の才能は多くのプロ野球関係者に注目されており、特に全国大会決勝で投げ合った弘前学院聖愛中の伊藤樹選手との対戦は記憶に新しい

高校時代の成績と評価

高校では甲子園への出場は果たせなかったものの、森木は3年春に四国大会を制し、最速154キロをマークしたことから「高校生BIG3」として評価されることとなった

特に、同じ年にプロ入りした市和歌山の小園健太選手や明桜の風間球打選手と比べても、総合力では森木が最も優れていたとの声も多かった

プロ入り後のパフォーマンス

ドラフトでは阪神がハズレ1位で森木に交渉権を獲得し、彼はプロ1年目にはファームレベルで150キロ以上の投球を見せ、将来を期待された

しかし、2年目以降は一軍での出場機会が減少し、2025年シーズンでは14試合に登板し、14.1イニングで18四球、防御率13.81という厳しい成績に終わった

特に、与四球率11.30という数字は低い投球フォームの修正に苦しんでいることを示している

ファンの期待と今後の展望

多くのファンは森木の高校時代の活躍を知っており、現役続行を望む声が多く聞かれる

森木選手が再び輝きを取り戻せるのか、技術やメンタルに改善を加えることができるのか、その未来には注目が集まっている

このニュースは、森木大智投手の将来に不安を抱かせる内容で、多くのファンが彼の高校時代の素晴らしいプレーを思い出していると考えられます。高校時代には大きな期待を寄せられた選手が、プロ入り後に苦労している姿を見せるのは、どのスポーツでも珍しいことではありませんが、これからの彼の挑戦に期待したいところです。
キーワード解説

  • 速球派投手とは?:速球派投手は、自身の投球の大部分を速球に頼る投手のことを指し、通常はストレートの球速が140キロ以上の選手が該当します。
  • 防御率とは?:防御率は、投手が与えた失点の数を投球回数で割って算出される指標で、低いほど優れた投手とされます。
  • 与四球率とは?:与四球率は、投手が投球したイニング数に対する四球の数を示し、制球力を測る指標の一つです。

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