この敗戦により、ヤクルトは連勝が3で止まり、今季の成績は55勝78敗7分となり、最下位が確定しました
試合は初回から波乱の展開が続きました
ヤクルト先発の小川泰弘投手は、先頭打者の蝦名を遊ゴロに打ち取るも、続く桑原に右二塁打を許し、佐野、筒香に続けてヒットを浴び、筒香にはバックスクリーンに飛び込む20号2ランを打たれて3点の先制を許しました
しかし、ヤクルトはすぐに反撃します
2回には、プロ初スタメンのドラフト4位ルーキー田中がプロ初安打と初打点を挙げる適時二塁打を放ち、1点差に詰め寄ります
そして、小川泰弘の犠飛で同点、さらに岩田の適時二塁打で逆転に成功しました
その後、試合は一進一退の攻防が続きます
3回には松尾に適時打を許し同点に追いつかれ、続く5回には1点を勝ち越されます
しかし、6回には代打・鈴木叶が適時打を放ち、またも同点に追いつきました
ところが、7回にDeNAの佐野選手に15号3ランを浴び、再びリードを奪われ、6対9で試合が終了しました
ヤクルトは昨日の試合で好投を見せた山野と宮本を登録抹消し、小川が昇格してスタメンオーダーも変更されました
小川は今季13度目の登板を果たし、4勝5敗、防御率は3.31に落ち込む結果となりました
今後のヤクルトの戦いに影響が及ぶことが懸念されます
ヤクルトが連勝を止め、最下位が確定した試合は一進一退の攻防が見どころでした。特にルーキー田中の活躍は光ったが、守備に課題が残る結果になりました。今後の試合に向けてチームの士気をどう高めるかが重要なポイントです。
キーワード解説
- ドラフト4位とは?プロ野球での選手を選ぶ際、各球団が選手を指名する順位で、4位として選ばれた選手という意味です。
- 適時二塁打とは?走者が得点できる場面で打たれる二塁打のことで、ヒットが点に繋がる重要な打撃です。
- 先発とは?試合の最初からマウンドに上がる投手のことで、試合の流れを決める重要な役割を果たします。
- 防御率とは?投手の成績を示す指標の一つで、9イニング(1試合)あたりに許した自責点の平均を示します。
- サヨナラとは?試合の最後に、逆転劇で勝ち越すことを指し、特に接戦での劇的な勝利を表します。

