巨人・平内投手、アンダースローで見せた新たな投球スタイルに期待が集まる

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◇1日 巨人5―2中日(東京ドーム) 東京ドームで行われた試合において、巨人の平内龍太投手が8回に登板し、スタンドを驚かせる場面が見られた

平内は通常のオーバースローから、アンダースローに切り替え、先頭打者である中日の細川に対し、2ストライクから投球を行った

これが見事に決まり、細川は見逃し三振に終わった

平内は、この投球スタイルについて、「もともと練習でやっていて、阿部監督が『あれは使えるから』と前から言われていた」と経緯を説明

初めて試合で使ったアンダースローに対しては、「いいカウントができあがったので、完璧に投げることができた」と自信を見せた

アンダースローとは、投手が横向きに近い姿勢でボールを投げる方法で、これによりスナップが効いた回転を加えられる

結果として、打者にとっては投球の軌道を読みづらくなるため、効果的なストライクを取る手法として知られている

亜大時代からこの投球スタイルを練習していたという平内は、「アンダースローやサイドスローを使うことで、腕が前に出やすくなり、投球の質が向上する」と明かした

試合での投球は初めてであり、今後オーバースローとのミックスについては「ちょっと分かんない」と慎重な姿勢を見せた

細川の三振後、次の打者である板山ともアンダースローを織り交ぜた投球を行い、試合後には細川から「今年の最後の打席っすよ」と言われる一幕も

平内は楽しそうにその会話を振り返りつつ、阿部監督とアンダースローについての具体的な話はなかったものの、ベンチからの拍手に感謝の意を表した

平内投手の新たな投球スタイルは、投手の戦略の幅を広げる可能性があり、今後の試合でも注目が集まることでしょう。打者にとっては予期しないアプローチであり、平内の今後の成長も楽しみです。
キーワード解説

  • アンダースローとは?:投手が横向きに近い姿勢でボールを投げる方法で、打者にとって投球の軌道が読みづらくなるため、効果的に三振を取ることができる。
  • オーバースローとは?:投手が通常の姿勢でボールを上から投げる方法で、一般的な投球スタイルにあたる。

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