巨人・平内龍太投手、アンダースロー投球を初成功させる

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◆JERA セ・リーグ 巨人5―2中日(2025年10月1日・東京ドーム) 東京ドームで行われたセ・リーグの試合で、巨人の平内龍太投手が8回に登板し、1回を無失点で切り抜ける好投を見せた

特に注目されたのは、彼が途中でアンダースローでの投球を披露したことである

アンダースローとは、投球フォームの一種で、腕を横に振り下ろすスタイルであり、通常のオーバースローと異なる投球角度を持つため、バッターにとって難解な球となる

試合は巨人が5-0とリードしている状況で、平内は5番手として登板

先頭の細川選手に対して、アンダースローでの最初の球を投じ、見事に三振を奪った

続く代打の板山選手にもアンダースローで攻め、こちらも空振り三振で切り抜けた

ただ、4番のボスラー選手には右前安打を許したものの、最後は鵜飼選手を右飛に打ち取るなど、無失点で抑えた

平内はアンダースローを大学時代からキャッチボールで練習しており、「アンダースローだと手首が返る感じがある」と説明

阿部監督からの指摘を受け、このスタイルを試すことになったという

「監督になってからずっと言われていて、『追い込んでいきなりやれよ』との指示があった」と振り返る平内は、自己評価も「完璧!」と自信を見せた

この日のパフォーマンスにより、平内は投手陣の進化の一環として、新たな武器を手にしたことになる

今後の登板でも、アンダースローがどのように活かされるのかが期待される

平内龍太投手のアンダースロー投球は、試合の流れを変える可能性を秘めている。アンダースローは独特の角度を持ち、打者は慣れるのが難しいため、今後の登板でどのように活用されるかに注目が集まる。監督からも高い評価を受けたこの投球法が、さらなる進化を促すかもしれない。
キーワード解説

  • アンダースローとは?腕を横に振り下ろして投球するスタイルで、オーバースローとは異なる角度から球を投げるため、バッターにとって打ちづらい。
  • 無失点とは?投手が相手チームに得点を許さないことを指し、特にクローザーやリリーフ投手が求められる高い成績の一つである。
  • 三振とは?打者が投球されたボールにバットで触れず、三回振ることでアウトとなる状態のこと。

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