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阪神・井上、沖縄古武術「釵」トレーニングで新打法獲得を目指す

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阪神タイガースの若手選手、井上選手が新たなトレーニング方法を取り入れた

その名も、琉球古武術の武器「釵(さい)」を使ったトレーニングだ

この「釵」は、沖縄の伝統的な武器で、主に手の動きや体幹の使い方を学ぶことができる

井上選手は、昨年に続き鹿児島県鹿屋市で行われた自主トレに参加し、DeNAの牧選手らと合同でこのトレーニングを公開した

釵(さい)のトレーニング内容

井上選手は、長さ約50センチ、重さ680グラムの釵を使用して腕の動きや体幹の力の伝え方を学習している

「まだやり始めて3日なので、遊び感覚でうまくやれていると思う」と井上選手はコメント

トレーナーの浜川彰吾氏は、「体幹から力を伝えないと釵は動かない

このスキルを習得すれば、バットを使うときも同様に力を伝えられる」と説明している

合同自主トレの成果

さらに、井上選手はキックボクシングトレーニングにも取り組み、その中での動きも評価されている

「彼は器用だから、初日からスムーズに釵の使い方ができていた」と浜川氏が語るように、その地道なトレーニングが着実に成果を上げている様子が伺える

新打法への挑戦

井上選手は、今シーズンからノーステップ打法を封印し、足を上げる新しいスタイルでの打撃練習に挑むことを決めた

「釵術トレーニングで得た体幹パワーを使い、足の反動を加えた打撃を目指す」と意気込む井上選手

また、牧選手から直接下半身の使い方などを指導されつつ、自己の成長を願っている

未来へ向けた抱負
井上選手は「2桁本塁打を打つなら、足を上げないと打てない」と強い意欲を見せる

現在まだ23歳の彼は、昨年同じ年齢で24本塁打を記録した牧選手から「自分よりも長打力はある

打てますよ」と励ましの言葉を受け、さらなる成長を目指す

阪神の井上選手が沖縄の武器「釵」を使ったトレーニングに挑戦していることは、新しい技術を取り入れることで成績向上を図る試みの一環です。伝統的な武器でのトレーニングは、身体能力を引き出すうえで非常に効果的とされています。
キーワード解説

  • 釵(さい)とは?沖縄の伝統的な武器で、手の動きや体幹の使い方を鍛えるのに役立つ。
  • ノーステップ打法とは?バッティングのスタイルの一つで、ステップを踏まずに打つ方法。

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