プロ6年目・植田、唐川と共に夢の初お立ち台を経験
9月23日、ZOZOマリンスタジアムで行われた西武ライオンズ戦において、プロ6年目の植田将太捕手がチームを完封勝利に導く素晴らしいリードで、プロ初のお立ち台に上がる喜びを味わった隣には、今季初勝利を挙げた大ベテランの唐川侑己投手が立っていた
夢の実現
「いつか一緒にお立ち台に上がりたいね」と唐川に言われていた植田は、その言葉に目を潤ませながら、感謝の気持ちを述べた昨年オフには唐川の自宅に招かれ、彼から「1軍でも十分にやれる」と励まされ、来年こそ一緒にお立ち台に立とうと約束されたという
支え合う関係
植田は昨年は1軍の試合にほとんど出場できなかったが、唐川の温かい言葉はその期間の心の支えとなった唐川とのバッテリーを組む中で、植田は彼を「相棒」と呼び、互いの信頼関係を深めていった
試合の戦略と成功
唐川の今季初先発に際し、植田がマスクをかぶることが決まり、2軍での経験を活かしつつ事前に試合の攻め方を練った特に唐川のカットボールに注目し、彼が強みを最大限に引き出すための配球を考えた
結果、唐川は7回を投げて被安打3、無失点の素晴らしい成績を収めた
試合後、植田はお立ち台に呼ばれた際、「まさかこんなことがあるとは思わなかった」と感激し、唐川も「彼の努力が報われた」と優しく語った
植田はその後、9月30日のイーグルス戦でもスタメン出場し、プロ初ヒットを記録
今後の活躍が期待される6年目捕手は、引き続き最高の景色を見るために努力を重ねていく
今回の試合では、植田捕手が大会の流れを大きく変える役割を果たしました。唐川投手との強い信頼関係が試合の結果に繋がった点は、彼らの今後の成長にとって貴重な経験となるでしょう。ファンにとっても、この瞬間は特別な意味を持つものであり、今後の二人の活躍から目が離せません。
キーワード解説
- リードとは?:試合中にキャッチャーがピッチャーや野手に対してどのように配球や守備位置を指示するかのこと。
- カットボールとは?:ピッチャーが投げる球の一種で、ボールが横にスライドするように曲がることで、打者を混乱させる球種。
- 完封勝利とは?:試合において、相手チームに一度も得点を許さずに勝利すること。

