西武・佐々木健投手、来季契約結ばず トミー・ジョン手術を経て苦しい結果に

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
西武ライオンズは10月2日、29歳の佐々木健投手との来季の契約を結ばないことを発表した

佐々木選手は、NTT東日本から2021年のドラフトで2位指名を受けて入団し、22年シーズンでは37試合に登板し、3勝0敗、防御率3.03という成績を収めた

しかし、23年8月に左肘のトミー・ジョン手術を受け、その影響で同年度のオフシーズンには戦力外通告を受けることとなった

手術は、野球選手がよく直面する肘の故障に対する外科手術で、主に靭帯再建を目的としたものだ

この手術からの回復には時間がかかり、選手は長期間プレーから離れることが避けられない

その後、佐々木選手は育成選手として契約を結び、リハビリを経て2024年6月3日に支配下選手として復帰した

復帰後、今年のシーズンでは15試合に登板し、成績は0勝3敗、防御率5.02と振るわなかった

この結果について、佐々木選手は「リハビリから野球ができるようになった時は非常にモチベーションが高く、チームに貢献したいという強い思いがありました

しかし、1年を終えた時点でやりきれなかった気持ちが残っています

育成期間中に支えていただいた方々に恩返しができず、申し訳ない気持ちです

今後については未定です」と語っている

佐々木選手の契約解除は、彼の怪我からの復帰がうまくいかなかったことを示しています。プロスポーツではケガが多いですが、リハビリを経た選手も試合で好成績を残すのは簡単ではありません。彼にとって新たな道が開かれることを願っています。
キーワード解説

  • トミー・ジョン手術とは?肘の靭帯を再建する外科手術で、特に野球選手に多く実施されます。
  • 戦力外通告とは?チームが選手との契約を解除する旨を伝えることで、選手は次の所属先を探さなければならなくなります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。