オリックス、戦力外通告で選手の未来が揺らぐ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

オリックス、戦力外通告で選手の未来が揺らぐ

オリックス・バファローズは2日、今季の契約を結ばない選手として、本田仁海投手、元謙太外野手、佐野皓大外野手など、合計5名を発表しました

このうち、本田と元は支配下選手としての戦力外通告を受け、村西良太、小野泰己投手は育成契約の選手でした

本田仁海投手は26歳で、2017年のドラフトで4位指名を受けて入団

昨シーズンは23試合に登板し、防御率2.86という成績を残しましたが、今季は1軍での登板がなく、結果を出せないままチームを去ることになりました

同じく元謙太選手も今季、自己最多の31試合に出場しながら、打率.143という低迷した成績に終わりました

元も本田と同様、チームに貢献できなかったため、契約を更新することはできませんでした

さらに、佐野皓大選手は昨季にわずか4試合の出場にとどまり、今季の1軍出場はありませんでした

このように若手選手たちが戦力外通告を受けることは、オリックスのチーム編成における厳しさを象徴しています

育成選手の小野泰己は2022年に阪神から戦力外となり、2023年にオリックスと育成契約を結びましたが、支配下に復帰することは叶わなかった

また、村西良太選手も2019年のドラフト3位で入団し、これまでに52試合に登板したものの、オフに戦力外通告を受けるという厳しい結果となりました

オリックスの戦力外通告が発表されたことで、これまでのパフォーマンスが評価されなかった選手たちの姿が浮かび上がりました。特に若手選手たちにとって、プロ野球の厳しさを改めて実感させられる出来事です。今後の進路がどうなるのか気になるところです。
キーワード解説

  • 戦力外通告とは?プロ野球選手がチームとの契約を更新されないことを意味します。これは選手の実力やチームの戦力を考慮した結果、行われることが一般的です。
  • 支配下選手とは?プロ野球において、正式な契約を結んでいる選手のことを指し、1軍及び2軍でプレーできる権利があります。
  • 育成選手とは?正式な契約を結ばない契約形態の選手で、将来的に支配下選手になることを目指して育成されます。

SNSでもご購読できます。