巨人、高橋礼投手と乙坂智外野手との契約を更新せず

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巨人の高橋礼投手と乙坂智外野手が、2023年シーズンの契約更新を行わないことが公式に通達された

育成選手として所属していた直江大輔投手、三浦克也投手、大城元外野手についても同様の通告がなされた

高橋礼選手は、2022年11月に福岡ソフトバンクホークスからのトレードで巨人に加入した

移籍初年度は開幕ローテーションに入り、2022年4月7日の横浜DeNAベイスターズ戦で1086日ぶりの勝利を収めるなど、11試合に登板して2勝2敗、防御率3.66という成績を残した

しかし、2023年シーズンは一軍登板がなく、イースタン・リーグでは33試合に登板し、6勝6敗、防御率5.01という数字に終わった

高橋選手は、プロ入り8年目の今季は思うような結果が出せず、特に一軍での出場機会を得られなかったことが影響しているとされている

彼は2019年に新人王を獲得し、同年にはプレミア12の日本代表にも選出されるなど輝かしい実績を持っている

一方の乙坂智選手は、横浜DeNAに10年間在籍した後、2022年からはメキシコ、ベネズエラ、アメリカの独立リーグでプレーしていた

今年は2年ぶりにアメリカの独立リーグに復帰し、5月にはシアトル・マリナーズとマイナー契約を結ぶも、6月下旬に自由契約となった

通告を受けた後、乙坂選手は「途中からだったんですけど、たくさんの声援をいただき、プレーではなかなか貢献できなかったですけど、とても幸せな時間だった」と振り返り、今後については「現役続行を含めて未定です」と述べた

現役続行には意欲を見せつつも、具体的な方向性は定まっていないという

高橋礼選手と乙坂智選手の契約更新が行われないという決定は、多くのファンにとって衝撃的なニュースである。特に高橋選手は曾て日本代表として活躍した選手でもあり、チームとしても大きな期待をかけていた存在だった。乙坂選手のコメントからも、彼がファンに支えられたことの重みが伝わり、選手たちがどれだけ多くの感情を抱えているかを感じる。これからの二人の新しい道に注目が集まる。
キーワード解説

  • 契約更新とは?:選手が所属チームとの契約を新たに更新することを指し、これにより次シーズンもそのチームでプレーすることが保証される。
  • イースタン・リーグとは?:日本のプロ野球で、主要な育成リーグの一つで、若手選手や経験の少ない選手がプレーする場として機能している。
  • 新人王とは?:プロ野球において、ルーキー(新人)選手の中で最も優秀な成績を収めた選手に贈られるタイトル。
  • 自由契約とは?:契約が満了した選手がチームを離れる際に、その選手が他のチームと交渉できるように契約が解除されることを指す。

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