青柳投手、甲子園での復帰戦は苦しい6失点

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

青柳投手、甲子園での初登板も苦しい結果に

「阪神6-2ヤクルト」となった試合で、ヤクルトの青柳晃洋投手は日本プロ野球(NPB)復帰後、かつてのホームグラウンドである甲子園球場で初めてマウンドに立ちました

しかし、初勝利の夢は叶わず、結果的に4回1/3を投げて6失点という厳しい内容となりました

青柳投手は、1985年に阪神タイガースで12勝を挙げ、チームの日本一に貢献した中田良弘氏から苦しんでいるポイントを指摘されました

この試合における青柳投手の投球は、特に左打者に対しての効果的な配球ができていなかったことが問題とされました

中田氏は、青柳投手がかつて左打者に対して可能だった外角いっぱいに投げるスライダーや、逃げるシュートがボールになってしまっていると指摘しました

この二つの球種を使い分けることで打者にとっては難解な投球になっていましたが、現在は狙い所が絞りやすくなっています

具体的には、青柳投手がこれまでに対左打者に対して見せていた数字も示す通り、20打数7安打、打率は.350という結果となっています

試合では、青柳投手は走者を出す悪いカウントを作ってしまい、特に3回には二死一塁から大山選手に四球を与えた後、前川選手に右中間へ3ランを浴びています

制球に苦しむ青柳投手の投球スタイルは昨季から続いていて、改善が見られない現状が残念な結果を生んでいます

青柳投手の投球力や制球力が不十分であることが、試合の結果に大きく影響したことは明らかです。再起を図る青柳投手には、かつてのような左打者に厳しい投球スタイルを取り戻してほしいですね。左右の打者に対する配球の工夫が期待されます。
キーワード解説

  • 青柳晃洋とは?プロ野球選手であり、主にヤクルトで活躍している左腕投手です。近年は怪我や調子の波に悩まされながらも、復帰を目指しています。
  • NPBとは?日本プロ野球の略で、日本のプロ野球リーグのことを指します。このリーグにはセ・リーグとパ・リーグの二つのリーグがあります。
  • 制球とは?投手が投げるボールが狙った位置に投げられる能力のことです。制球が良い投手は、打者を追い込むことができ、四球も少なくなります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。