阪神・原口文仁選手、引退セレモニーで感謝の言葉を述べる

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2025年10月2日、甲子園で行われた阪神タイガース対東京ヤクルトスワローズの試合が、原口文仁選手(33)の今季最後の出場試合となりました

試合後の引退セレモニーでは、多くのファンを前に感謝の気持ちを述べました

引退セレモニーでの思い

原口選手は、キャリアの中で多くの怪我や悔しい思いを経験したと語り、「心が折れることはありませんでした」とその不屈の精神を語りました

ファンの支えに感謝するとともに、「どうなるかわからない命を」と病院関係者にも感謝の意を表しました

涙をこらえながらその思いを伝える姿に、観客は感涙しました

試合のハイライト

試合の7回、2死一塁の場面で大山選手の代打として登場した原口選手は、初球を思い切りスイングし、スタンドのファンを湧かせました

しかし、残念ながら中飛に倒れました

それでも、ファンからは大きな拍手と声援があり、原口選手も帽子を脱いで応えました

古巣との交代プレー

その後、原口選手は一塁手としてプレーしましたが、9回には同年代の岩貞選手とのバッテリーで捕手としてプレーしました

捕手としてのプレーは、2021年9月19日以来ということで、観客にとっては特別なワンプレーとなりました

キャリアの振り返り
原口選手は2009年にドラフト6位で阪神に入団し、強打の捕手として期待されました

しかし、2012年には椎間板性の腰痛のため育成契約に降格

2016年には支配下復帰を果たしましたが、右肩の負傷なども経験しました

さらに、2019年には大腸がんを公表し、手術やリハビリを乗り越えて、同年6月に復帰しました

その後、主に「代打の神様」として活躍し、2023年のリーグ優勝にも貢献しました

今年のオフにはフリーエージェント(FA)宣言をしましたが、結局阪神に残留する決断をしました

原口選手の引退は、多くのファンにとって非常に感慨深い瞬間でした。惜しまれつつも、彼が示した不屈の精神は、多くの人々に希望を与えたことでしょう。プロの厳しさや選手たちの努力を再認識させられる一日となりました。
キーワード解説

  • 引退とは?:選手がプロスポーツから退くことを指し、キャリアの一つの区切りとなります。
  • セレモニーとは?:特別な意味を持つ行事で、選手の成績や貢献を称える場として行われます。
  • 代打の神様とは?:急遽出場する打者で、重要な場面で活躍する選手を指します。

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