この勝利により、楽天は4位を確定させ、ポストシーズンへ向けて弾みをつける形となった
試合の立ち上がりでは、楽天の先発・大内が初回に犠飛を許し、続く二回には西川に適時打を打たれるが、いずれも最少失点で切り抜けた
地元・宮城県出身の右腕は、本拠地デビュー戦で5回を投げ、4安打2失点という内容でしっかりと試合を作った
さらに、二番手の小孫は今季初登板ながら、六回を三者連続三振で抑え、1回2/3を無失点と素晴らしいパフォーマンスを見せた
しかし、八回に登板した中込は、乱調で1/3回を4失点とし、チームに不安を残す形となった
打撃陣は七回に1死二、三塁のチャンスを作ると、暴投の間に1点を返した
八回には村林、黒川、ボイトの3連打で無死満塁の好機を作り、代打伊藤の併殺プレイの間に1点を追加
更に、2死満塁という場面では吉野が2点の適時打を放ち、2点差まで追い上げた
九回には西武の守護神・平良を攻め立て、無死満塁を迎えると、ボイトがレフトへの2点適時打を放ち同点に追いつく
続く1死二、三塁では宗山が劇的な打撃を披露し、勝利を決定づけた
一方、村林はこの試合で5打数2安打を記録し、シーズン累計144安打へ
日本ハムの清宮幸に1本差まで迫るなど、その活躍に注目が集まった
今回の楽天の試合は、若手選手の活躍が光りました。特に初登板の小孫選手が好投し、逆転劇が生まれたのはチームにとって大きな自信となることでしょう。また、村林選手の活躍により、シーズン安打数が増え、さらなる成長が期待されます。今後の試合も楽しみです。
キーワード解説
- サヨナラ勝ちとは?試合の最後、同点または負けている状況から逆転して勝利することを指します。
- 暴投とは?本来、捕手に投げるはずのボールが逸れたり、高く跳ねたりして、野手がボールを捕れない状態になることを言います。
- 適時打とは?ランナーが得点するのを助けるヒットを指し、その打球がランナーを得点圏に進めたり、直接得点させたりする役割を果たします。

