昨年のドラフトで1位指名を受けた斉藤選手は、期待される若手投手として注目を集めていますが、この試合では4回2/3を投げて6安打5失点を喫し、初黒星を抱える結果となりました
試合の経過
試合は、初回にヤクルトの先頭バッター、田中が早々に二塁打を放ち、斉藤にとって不安な立ち上がりとなりました続く2回にも安打を許し、早くも2人の走者を背負う展開に
斉藤はこの部分について「初回と2回はリズムが悪かった」と振り返っています
さらに3回には、北村恵選手にホームランを浴び、5回には2死一、二塁の状態で降板することとなりました
斉藤の投球内容
一方で、この試合でも彼の素質を示す場面もありました特に3回1死の場面で、主砲の村上宗隆選手を115キロのカーブで空振り三振に抑える場面は、斉藤選手の才能を証明する瞬間となりました
合計で5奪三振を記録し、優れた球威を示すことができたものの、失点が上回ってしまいました
今後の展望
苫小牧中央高等学校出身で、身長1メートル89センチの長身右腕である斉藤選手は、まだまだ成長段階にあります初回からの苦しい立ち上がりを経て、次回以降の登板に向けて、どのように調整していくのか、ファンの期待は高まるばかりです
チームの若手の中ではとても重要な存在になり得る選手であるだけに、今後の活躍に期待が寄せられています
斉藤選手はプロ初登板での試練から貴重な経験を得た。今後の成長が期待されるだけに、これからの状況をどう乗り越えていくか注目したい。
キーワード解説
- プロ初先発とは?プロ野球選手が公式戦で初めて先発投手として登板することを指します。
- 奪三振とは?ピッチャーがバッターを三振に打ち取ることで、投手の能力を示す重要な指標です。
- カーブとは?ボールが曲がる投げ方を指し、通常は打者を欺くために使われる技術的な変化球の一つです。

