西は背水の決意で臨んだ今季、右肘に関する手術を受け、シーズン中の登板が一度もない状態だった
プロ野球選手としてのキャリア
西は創志学園時代、高校通算25本塁打を誇り、専門的には「スラッガー」と呼ばれる打者としての資質が高い選手であるプロ入り後の2022年5月18日、ヤクルト戦で150キロの速球を捉え、初本塁打を放つなど、その打撃センスはしかとも評価されている
転向の背景
彼は2019年度のドラフトで1位指名を受けて阪神に入団し、2年目にはプロ初勝利を挙げるなど期待されていたが、2023年は5勝、そして2024年からは2年連続未勝利という苦境にある打者転向のメリット
この打者転向プランには、高校日本代表としての打撃成績やチームの補強ポイントである右のスラッガーを求めるニーズが影響しているまた、2027年からのセ・リーグ導入予定の「指名打者(DH制)」も、打者としての活躍を期待できる要因となっている
過去の成功例
プロ野球においても、阪神、オリックス、日本ハムで実績を残した糸井嘉男氏や石井琢朗氏、嶋重宣氏といった選手たちが、投手から野手に転向し成功を収めている例があるため、西が打者として新たな道を歩むことに期待が寄せられている阪神・西純矢投手の打者転向プランは、彼の今後のキャリアにとって大きな転機となる可能性を秘めている。高卒からの苦しい道のりを経た後の新たな挑戦に、多くのファンや関係者が注目している。
キーワード解説
- スラッガーとは?
- 指名打者(DH制)とは?

