この試合で、西武の平良海馬投手は自身初の最多セーブタイトルを獲得したが、試合内容は波乱に富んでいた
平良の奮闘
平良投手は、2022年に最優秀中継ぎ選手として表彰された実績を持ち、今回のタイトル獲得は彼のキャリアの新たな高峰となった試合前にはリーグトップの31セーブを記録しており、32セーブ目を狙って9回に登板した
しかし、先頭打者との対戦で無死一・三塁のピンチを迎え、ボイト選手に同点となる2点の適時打を許した
試合の流れ
なお、西武が2点リードの状況から逆転され、さらに1死二・三塁の場面で宗山選手にサヨナラの適時打を浴びたことで、平良はこの試合で2敗目を喫する結果となったしかし、同じく最多セーブの競争相手であるソフトバンクの杉山投手はこの日の登板がなかったため、平良の最多セーブ獲得は確定した
平良のコメント
試合後、平良投手は「目指してたわけではないけど、最終的にとれてうれしい」と語り、努力が結果に繋がったことを喜んだこれにより、西武球団では2020年に33セーブを挙げて受賞した増田達至選手以来の快挙となる
この記事では、平良海馬選手の最多セーブ獲得が一方で試合においての逆転負けと悲喜交々の展開を見て取ることができる。平良選手の喜びと、その裏にある厳しい試合展開は、観戦者に強い印象を与えるものである。
キーワード解説
- 最多セーブとは? 多数の試合でセーブを記録した投手に贈られるタイトルで、リーグで最も多くのセーブを達成した選手に栄誉が与えられます。
- セーブとは? 試合の終盤に登板し、チームが勝っている状態を維持する投手の成績を示します。投手が登板した時点でのリードを守ることが求められます。
- ピンチとは? 試合で得点を奪われる危険がある場面を指し、特に無死一・三塁の状況は得点の可能性が非常に高いと言えます。

