戦力外選手の登場曲を使用
試合中の重要な瞬間、鈴木はまず2回の第1打席で、戦力外が発表された島内宏明外野手(35)の登場曲、TUBEの「海の家」を使用した続く5回の第2打席では、今季で戦力外となった阿部寿樹内野手(35)の登場曲、サザンオールスターズの「彩~Aja~」で打席に立ち、場内のファンの注目を集めた
さらに、7回の第3打席では、今季限りで現役を引退する岡島豪郎外野手(36)の登場曲、ザ・ベイビースターズの「SUNDAY」を用いるなど、仲間への敬意を表現した
自己の登場曲で締めくくり
鈴木は8回の第4打席では、自身の登場曲であるFUNKY MONKEY BABYSの「告白」で打席に立ち、特別な試合を締めくくった思いを語る鈴木大地
試合後、鈴木は「優勝時のフルメンバーである3人それぞれが、いい刺激で関係を築いてきた」とその気持ちを述べた加えて「登場曲が流れたときに、喜んでくれるファンもいたはず」と話し、共にプレーした仲間への感謝を込めていた
ファンとの絆
鈴木は、打席に立つ際の緊張感を感じつつも、皆がそれぞれの曲を聴けて良かったとほっとした表情を見せた鈴木大地選手が、同学年の仲間たちの登場曲を使ったことは、仲間との絆や感謝の気持ちを大切にしていることを示しています。ファンとのつながりも意識した姿勢には、プロスポーツ選手としての誇りが感じられます。
キーワード解説
- 登場曲とは?:選手が打席に入る際に流れる音楽のことで、その選手の個性を表現する重要な要素です。
- 戦力外通告とは?:プロ野球選手がチームから契約更新をしないと通知されることを指し、選手は次の行き先を探さなければなりません。
- 現役引退とは?:選手がプロスポーツから引退し、以降プレーをしないことを言います。

